会いたかった人

会いたかった人

737円 (税込)

3pt

「いやだ、わからない?そんなに私、変わった?」中学時代の無二の親友・良美と二十五年ぶりに再会した小夜子は、やっとの思いで笑顔を作った。目の前にいるのは、美少女の面影を微塵も残さぬ不気味な中年女だったのだ。しつこく付きまとう良美に言いようのない不安と恐怖を抱く小夜子。そんな折、良美は二十代で死んだという情報が…!心理サスペンスの名手が織り成す日常の恐怖。傑作短編集!

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会いたかった人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    夜の時間に

    2022年10月30日

    夜のほっとした時間に読む。怖くて悲しくてでも読み進める。一話一話が濃い。読み終えた時まだ何話もあれば良いのにと思えた。お勧めできます。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月04日

    面白かったけど怖かった!
    嫌だった!!やめてー!!って思いながら読んだ。文章がいい。ストーリー展開もいい。読み返したい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月31日

    どろどろしたのが読みたい気分だったので
    「女の“友情”は一周回って“憎悪”に変わる…?」
    という帯に惹かれて購入。

    一話目からかなりこわい、女、というか人間の怖さ。

    話の始まりはどれも日常的で引き込まれやすい。
    どのオチも面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月13日

    再読。6編収録。
    会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て

    「会いたかった人」のラストは残酷過ぎ。
    それでも面白いと思わせるのがすごい。

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    Posted by ブクログ 2011年06月19日

    短編集だと思わずに買ったので、ちょっとがっかりしたのも束の間、あっという間に引きこまれた、ちょっぴり怖い世界。
    重い感じのサスペンス調なので、かえって短編でいいのかも。短編では物足りないと普段は思うのだが、さすがの筆致にすっかり夢中で読んでしまいました。
    最近、軽めのばかり読んだせいか、このくらい毒...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月01日

     表題作含め6編を収めた短編集。
     いずれの作品も人間の思い込みというか固定観念というか、そういった深層心理を巧みに利用した作品。表題作のように、なんとなく展開が読める作品はあるが、ストーリー展開以上に心理的に追い詰められた人間の心理描写が面白い。むしろ、そうした心理変化を追っていくことが面白いよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月29日

    「いやだ。わからない?そんなに私、変わった?」良美はそう聞きながら、走り寄って来た。少夜子はやっとの思いで笑顔を作った。これがあの、魅力的だった結城良美であるとはとても信じられなかった。花形心理学者・諸井小夜子は、中学時代の無二の親友と25年ぶりに再会した。が、喜びも束の間、直後から恐怖に悩まされ始...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月28日

    心がささくれ気味な時には小池真理子のサイコサスペンス。さすがの安定感で一気に読ませてもらいました。
    でも、今回については被害者(?)が本当に何も悪く無い人だったりして、ちょっと可哀想とも思ったり。いつもわりと「ざまぁw」みたいに思わせてもらって楽しむので(性悪!)。

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    Posted by ブクログ 2011年07月19日

    大学の助教授で心理学を教えている小夜子。夫は優しく子煩悩。姑は自分の仕事を理解してくれ、忙しく働く彼女を惜しみなくサポートしてくれる。小夜子は順風満帆な人生の幸せを日々実感している。
     ある日、小夜子はテレビのトーク番組に出演。それをきっかけに、音信不通になっていた中学時代の親友と再会できることにな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月15日

    表題の「会いたかった人」は薄気味悪かった。
    やっぱ人って年老いても面影が残るはず。
    私はきっとわかると思うけど…わかるはず(汗)

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