洋子さんの本棚

洋子さんの本棚

594円 (税込)

2pt

同郷で同世代で名前も同じ。小説家・小川洋子とエッセイスト・平松洋子。踏みしめてきた数々の「踊り場」を振り返れば、そこにはいつも本があった――。ふたりはこんな本でできている。アンネ、ドイル、ケストナー、増井和子、タブッキ、白洲正子、倉橋由美子、深沢七郎、藤沢周平……。お二人が古今東西の名作を入り口に、本と人生を読みほどき、楽しく語り尽くした、滋味あふれる対話集。

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洋子さんの本棚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     平松洋子さんと小川洋子さん、2人の洋子さんが、各章のテーマに沿った心に残っている本を挙げて対談する対話集。本の紹介のようにもなっていて、読みたい本リストがまた増えました。
     特に心に残っているのは、「人生のあめ玉」の章。親と子どもとの関係で、子どものかわいらしさの記憶、そう言うものが5つでもあれば

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    小説家って凄いなあ。2人の文筆家の会話、言葉のキラキラした深い深い広い広い海の中に漂わせてもらった。心地よくて、楽しくて、読んでみたくなる本も沢山。

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    2人の洋子さんが、少女時代から各年代ごとの愛読書を持ち寄って語りつくす。これが殆ど未読の本ばかりなんだ。読んだことのある本なら、そこで語られることに反応できるけど、知らない本はそうもいかない。もちろん「今度読んでみますか」ってこともあるけど、読書案内のための対談ではないのでそれも苦しいところ。

    0
    2022年08月09日

    Posted by ブクログ

    二人の洋子さんが、人生に影響を与えた本について対談。 教養と感性が豊かな人はこうやって文学を愉しむのか。物語の背景と自身の経験を重ね合わせながら昇華させてる。 飴玉を嘗めるように幸せな記憶を思い出して乗り切るって素敵。

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    2人の洋子さんの対談集です。

    平松洋子氏はさぞかし多くの食にまつわる
    本を読んでいるのでは、と思いましたが、
    ここで語られているのは文学作品ばかりで
    した。

    そうだろうなあ。

    文章が上手いのは、やはり幼少の頃から
    多くの良書に触れていたからなのだな、と
    納得しました。

    小説家である小川洋子氏

    0
    2021年04月22日

    Posted by ブクログ

    どちらも好きな作家さんなので、読んでいて楽しかった。
    ふたりの対談が全部素敵な言葉ばかりで、言葉を楽しんだ感じ。
    アンネの日記はもう一度読み返したいな。

    0
    2020年03月09日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんは岡山市朝日高校出身、内田百閒の居た古京町の隣の森下町で生まれたらしい。夕方5時、県庁のドボルザークの「家路」放送で家に帰るのは、あの街だけの特権だった。さらには、やがてしばらくは倉敷市に住んでいる(「玉島に10年住んでいた」というのは異議がある。倉敷市鶴の浦は玉島ではない)。平松洋子さ

    0
    2017年12月09日

    Posted by ブクログ

    書くことを仕事にする二人の「洋子」さんが本の世界を語る対談集。
    思い出の本として紹介される本が重鎮な本ばかり。(私は、ほとんど読めていません)
    1冊1冊を深く深く読み込んでいる。
    やっぱり、言葉を仕事にしている方の観点や洞察力は深いのだなと思った。
    時々、お二人の日常のお話や、食のお話が出てきて、身

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんって、すごい売れっ子作家さんなのに作品に出てくる人とおんなじで慎ましい人、無欲な人って印象なんだけど、よりその印象が強まった。

    親の嫌いな部分、欠点ばかり似てきてしまったなあと思っているけど、小川さんの「子どもが自分に似ちゃったなぁと思うのはたいてい欠点の方。ああ、やっぱり、みたいな」

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作家が好きな本について話すというのが好きだし、すごく気になる本も何冊も出てきたけれど、そんなことより何より母と娘の関係や子育てのはなしが印象的。

    「死なないと手渡してあげられないものがある。死ぬことで、遺された人たちは新たな地平に行くことができる。だとすれば、自分にも生きて死ぬ意味がある。」

    0
    2022年01月23日

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