ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。寺尾聰主演の映画原作。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
自分の勝手な解釈で、的外れかもしれませんが… この作品を通して、人の感情に関わる問題で悩み解決しようと考える事に、捉え所がないが、数式について同様に捉え所がない、答えが出ない事を考えるならば、後者に集中する事が、まだ、健全かつ美しい世界が見出せる希望が、登場人物の『博士』を通して感じさせられました...続きを読む。 主人公の『私』と息子の『ルート』そして赤の他人の『博士』の素数が友愛数(友愛三つ組)として繋がっていくドラマは素晴らしいです。 数式と尻込みする難しい世界というより、ほのぼのとしたクスクスっという笑いもあって、読みやすいです。 とはいえ、ここまで本格的な知識を仕込んだ『小川洋子』さんにリスペクトさせられました。
博士と家政婦とその息子。 三人が寄り添い合い、献身的だったからこそ産まれた温かい関係。 シンプルでいて美しい物語。
この愛は純粋で、静か。 愛する対象に何も求めない。 印象的だったフレーズがあった。 「いくら対象が突飛でも、彼の愛し方は正当的だった。相手を慈しみ、無償で尽くし、敬いの心を忘れず、時に愛撫し、時にひざまずきながら、常にそのそばから離れようとしなかった。」 この空気感、三浦しをんさんの「愛なき世界...続きを読む」を読んだときと似ているかも。 自分の中の穏やかで、凛とした部分を引き出してくれる本。
以前読んで、とても良かった記憶だけが残っていて、細かい内容をすっかり忘れてしまった本を読み返してみようと思った。その一冊目がこれ。 20年近く経って読んでも、やっぱり良い。派手さはないけれど、読み終わったあとにしみじみとした静かな余韻が残る感じが思い出された。 数学とは無縁の人生を歩んできたけれ...続きを読むど、この本で垣間見ることができる世界は、とても整っていて、深くて、美しい。もし若い頃、もう少し感受性が強い時期にこういう世界に触れていたら、少し違う人生を歩んだのかも、なんてことを考えながら読んだ。 あらためて、人生ベスト5に入る一冊。
読んでいる間、ずっと陽だまりの中にいるような温かさを感じた。知らぬ間に静かに涙が出てきていた。久しぶりに没頭できる読書体験をさせてもらった。
〈最近、歴代の本屋大賞受賞作を読み漁っています。〉第1回の本作は、わたしが高校生の頃に発刊・受賞されたものでした。なかなか当時は学業に忙しく、その後も学生/社会人と読書習慣の度に異なる作者さんや異なるジャンルの本ばかり読んでいたので、この頃まで巡り会うことができませんでした。 こんな素晴らしい傑作に...続きを読む。 わたしも、数字(数学よりは笑)や素数が、好きです。(よく運転中に周りの車のナンバープレート見て足し算して、あ、11だ素数だ、23だ素数だ、とか無意識にやっちゃうタイプです) そしてプロ野球も好きなので、両者がテンポ良く絡み合い繰り返され、博士と私とルートの3人の仲を深めていくキーになる本作は、とてもわたし好みでした。 小川さんの文体も、ワードチョイスも、とても気に入りましたし、この素晴らしい日常のお話を280ページほどで描いてしまう端的な構成力も、感銘を受けました。 20年経った今でも色褪せない、名作のひとつに出会えて良かったと思いました。
とても大事にしている本です。 折に触れて読み返します。 温かく、切なく。感じ取るものが多すぎて言葉にならない。でも大事なことってこういう事だよね、ってそっと教えてくれるような。 自分の中で優しさが込み上げてくるような。 記憶が80分しか持たない博士、その担当をする事になったシングルマザーの家政婦、...続きを読むそしてその子供のルート。 記憶が80分?そんな設定!とまず驚きます。 例えば、大事な人を失くしても、記憶は消えない。きっとお互い心の中で残る。というその大前提が、ない。 私はやっぱり最後までその事が切なかったです。 でも、確かに存在した時間は消えない、自分が忘れなければ…って私の心が追い付くまで、物語がそっと寄り添ってくれました。 やり切れないような悲しみを抱えていても、日常は穏やかな愛に溢れていて、それに気付ける自分でいたいなと思う。純粋で、文章も美しい。あと博士を通して数学の面白さも教えていただきました。 この本に出逢えた事にとても感謝しています。子供たちにも読んでほしいな。
昔数学が好きだったので手に取ってみた。 私が数学の問題を解いていた時に感じていた気持ちをとても美しく文章に起こしていて感動した。 数字を通して暖かい場面も悲しい場面も綺麗に描写していてとても良い本だった。 とにかく文章が優しい。 奇跡の愛の物語という言葉がとてもぴったりの本だった。
数学は理系に分類されるが、突き詰めればそれは文学と言えるのではないかと思わされた。 記憶が正常な頃の博士の人間性も知りたかった。
心温まる
言わずと知れた名作。 不器用ながら愛に溢れた博士と親子の交流に、心が温かくなります。 博士の過去などを詳しく描かず、匂わせる程度なのも良かったです。
#ほのぼの #癒やされる #切ない
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
博士の愛した数式
新刊情報をお知らせします。
小川洋子
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
サイレントシンガー
耳に棲むもの
約束された移動
口笛の上手な白雪姫
アンネ・フランクの記憶
アンネ・フランクをたずねて
生きるとは、自分の物語をつくること
いつも彼らはどこかに
「小川洋子」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲博士の愛した数式 ページトップヘ