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大切な人の突然の死。魂だけでもいつも傍にいて欲しいと願う気持ちが、見えない何かを引き寄せるのかもしれない。二十年前、男友達が自死した。彼の想いを素直に受け入れられなかった若い自分。そして今、恋愛に失敗し、仕事にも行き詰まった私は、様々な思いを抱え彼が最後に泊まった岬のペンションを訪れる――(「岬へ」)。生と死のあわいに漂う不確かな存在を、妖しく描き出す幻想怪奇小説集。
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Posted by ブクログ
背後から私の肩をトンと叩かれた気がする!この部屋には私一人っきり・・・・の筈だ 何故?が判らずもやもやしたままで七編読み終えた 「あとがきにかえて」でなぜ が解けた 著者のホンギョウハ恐山のイタコだったのだ
短編小説 面白いが、ん?って思う短編もあり 中には飛ばして読んでしまったのもあり、 星を一つ下げました。 個人の感想です。
全ての物語の主人公に人生が感じられるのがいい。怖さは控えめだけど物語の味わいを十分に楽しめた。それでも『座敷』は怖かった。
「怪談」っていっても、最初からおどろおどろしいとか、ぞわぞわするとかではありませんでした。 普通の小説のようにはじまり、気が付くとこの世のものではないものとの関わっているという感じでした。でも、やっぱり、心に何か残るお話ばかりでした。
ガチガチのホラーというよりは、日常に潜む不思議な体験、不気味な体験といった感じ。どちらかというと、恒川光太郎さん寄りのジャンルだと思う。 一つ一つの描写というか、言葉選びが私はいいなと思った。なんとなく、全ての話はどこかで繋がっているのか、はたまた無関係なのか分からない感じも、『怪談』全体の醸し出す...続きを読む朧げな雰囲気と一致しているように感じた。
あちら側の世界とこちら側の世界はいつも、目に見えないところでつながっていて、そのつながっていることに気づくことができた人だけが、還ってきた人と再会を果たすことができる。 ちょっと怖いけど理解不能ではない、な。
夜中に一人で読んでいると背中の辺りがちょっとぞくっと する、何気ない日常の中の異世界。 何気ない話だからこその湿った空気感と冷んやりした霊気 がやけにリアルで怖い。
この世とあの世の境を彷徨う霊魂と登場人物たちとの不思議な関わりを描いた短編集。怪談と聞いて即座にイメージする恨みつらみ系の話とは異なり、謂わば超常現象的な内容が中心なので、背筋が凍るようなものを期待するとかなり肩透かしを食う。先日読んだモダンホラー要素の強い「夜ごとの闇の奥底で」よりも本作のほうが小...続きを読む池真理子らしさは味わえた
文章がしっとりしている。「闇に惹かれる」というのがぴったり、そんな雰囲気を味わえる。読んでると死にたくなっちゃう本だ。
毎晩寝る前に一話ずつ読んで、ゾワゾワ。 それぞれの短編にオチがなくて、逆に気になって読んでしまいました。
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小池真理子
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