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「俺、店を出すぞ」ある日、自称・ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも、食事代はタダ、立地は限界集落の森の中、とあまりに無謀。もちろん村の仲間は大反対だ。それでも二郎は養鶏場を担保に、人生を賭けた大勝負に出てしまう。はたして、過疎の村に奇跡は起きるのか? 食べる喜び、生きる素晴らしさに溢れたハートフルコメディ。
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Posted by ブクログ
ずーっと気になっていて積読本が何冊もある初読み作家さん! とても良かった!面白かった! 自称ツイてる養鶏農家のムーさんが周りの反対を押し切り村に世界初の卵かけご飯専門店をオープン! 村の皆を笑顔にする為に、過疎の村を元気にする為に動き出したムーさんの計画は当初反対していた村民達の協力のもと飛躍、奇跡...続きを読むを起こす! なによりムーさんの人柄が良い! これがこの本の最大の魅力と勝手に思っている。 何か手を貸さずにはいられないムーさんの人間力が成功の元であろう。 どこか少し鈍感にも思えるムーさんだけど計画に抜かりはなく(大吉と直ちゃんに乗せられた感はあるが…笑)しっかりと軌道に乗せられたのはムーさんの卵と計画の力も大きい! 「裕福」と「幸福」は違う!…も、印象に残る言葉だった! 「誰かを笑顔に」…誰かを幸せにする為に自分も笑顔で生きる! ムーさんはまさに幸せの象徴だなぁ 心が温かくなりながら元気のエネルギーに満ちた森沢さんの小説、読んで良かった! これからもっとたくさん読んでいこう! 最近、好きだなぁと思う作家さんと次々出逢えてツイてるなぁー笑
登場人物は優しい人々で、誠実。今を大切に生きるという事が伝わってくるお話。タイトルから想像していた内容よりももっと深い内容だった。心が温かくなった。
モノの考え方が人とちょっとズレてて、しかも、それがいつもハッピーな方にズレてる愛すべき主人公。そして、まわりのこれまた愛すべき人々の視点で、次々と話が進んでいくこ気味良さ。 裕福と幸福は違う。あったかくなる作品。
「どの作品が一番好き?」そう聞かれたとき 森沢さんほど返答に困る作家さんはいない。 この作品も、またすぐに読み返したいほど 大切な一冊になった。 村人たちをはじめ、関わるみんなの視点で交互に描かれているから それぞれが抱える思いや諦め、希望がわかるだけに やきもきしたり、一緒に悩...続きを読むんだりしながら これがどんな風につながっていくんだろう どうなっていくんだろう…って思わず先を急いで読んでしまう。 同じ経験はしてなくても、人知れず不安や悲しみを抱えていた直子にはとっても共感したし 母、富美子との関係性や2人の雰囲気は いまのわたしには眩しすぎて、羨ましい。 そして、命をいただくということ。 先日、友人と食べたスープカレーには ラムの他に新鮮な野菜がごろごろ入っていて あれほど強く感謝と大地の恵みを感じながら 食べたことはいままでなかった。 そんな自分に驚いたし、嬉しかった。 それは直子のヒカルの卵への熱い思いと重なる。 父ちゃんが遺した養鶏場を守っているムーさん。 悲しいこと、悔しいことがあったとき 幼いムーさんが父ちゃんに言われた言葉。 それを読んでいたとき、涙が溢れてきた。 なんの涙かはわからない。 泣き崩れて顔を下げてばかりだったあの頃の自分を思い出したんだと思う。 もうだめかもしれない もしまた、この先自分のことを諦めそうになったら わたしは、泣きながらでも絶対に顔を上に向けるんだ。 この一冊まるごと、どのシーンにも 自分と重なるものがあった。 森沢さんの作品は、いつもそう。 わたしの日常と静かにつながっている。
自称ついてる男、村田二郎。見た目はムーミン顔で温厚そのもの。自分の事よりも周りの人へ喜んで貰う為には、どうしようって素敵な人柄。 素敵な人柄ムーミンを取り巻く仲間達も、素敵な人達で、最初から最後まで心温もりました。 モデルのお店となった、兵庫県豊岡市にある【但熊】にもめっちゃ行きたくなりました。...続きを読む 美味しい卵かけご飯を食べに行って作品の余韻に浸りたいと思います!
ほっこりした気持ちになれる物語。みんな心根が良くて温かい気持ちになる。困った出来事も、違う面から見ればラッキーと考えるムーさんが素敵だなぁと思う。この世の真理かもしれない。
過疎の村を元気にしようと奮闘する養鶏場のムーさんとこっそりサポートする友人のストーリー ムーさんはどんな状況でもきっと幸せになれるんだろうと思う。 だってツイてるから。 一枝さんのように、私も子供たちに「あなたはツイてるから大丈夫」って言い続けてあげよう。 「財産を失うのは小さな痛手だけども、勇...続きを読む気を失うのは人生を失うのと同じ」 この言葉を胸に私も挑戦したいな。
とっても前向きになれる本でした。 どんな事があっても「自分の事ついてる」と言っている主人公。 私も5度上を見て、ポジティブになります。 幸福と裕福は違う。
ついてると信じて行動するといい結果に結びつくのかな?言霊?100%そうならないとしても悪いことは口にしてはいけないね。周りの人達も温かい。久しぶりに(普通の卵しかないけど)卵かけご飯食べたいな。
私、この本好き。 涙が出たりはしなかったけど…何度も読み返したくなる本。 数個出てくる名言?的な表現も私の好みだった。 人は傷つかないってやつとかムーさんのように前向きに生きられる気がする。 ストレートな表現、物語の展開がさくさく読めてしまう一冊だった。
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