装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~

装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~

693円 (税込)

3pt

この本にはどんな表紙が似合うだろう? イラスト? 写真? それともロゴだけ? 紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう? こうして試行錯誤を繰り返して、時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが『装幀家』の役割だ。それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、その男の言葉が信じられなかった。巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。「本の内容には目を通さない主義だ。中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」

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  • 装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~
    693円 (税込)
    この本にはどんな表紙が似合うだろう? イラスト? 写真? それともロゴだけ? 紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう? こうして試行錯誤を繰り返して、時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが『装幀家』の役割だ。それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、その男の言葉が信じられなかった。巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。「本の内容には目を通さない主義だ。中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」
  • 装幀室のおしごと。2 ~本の表情つくりませんか?~
    737円 (税込)
    会社の合併によりコンビで仕事をすることになった本好きの装幀家・わらべと、売り上げ至上主義で本の内容は気にしない巻島。二人に任された次なる仕事には、ふたつの“探し物”が絡んでいた。幼い日、演奏で自分を救ってくれた名も知れぬ恩人に自分の出す自伝を届け、再び会ってお礼が言いたい盲目のヴァイオリニストからの依頼。人気作家の装画を任せる、新人イラストレーターを探す装画コンペの審査員。『装幀室』で巻き起こるドラマ、全二篇をお届けします。

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装幀室のおしごと。 ~本の表情つくりませんか?~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あとがきの冒頭の4行に共感しました。
    装幀の大切さと、それを作る難しさに触れることができて、楽しかった。

    0
    2021年04月04日

    Posted by ブクログ

    本を読むのはもちろん、次は何を読もうかと本を選ぶこと自体が好きです。
    評判を知って手に取る本もありますが、
    初めて書棚の前で出会って、タイトルと表紙からのイメージ、裏表紙のあらすじ、帯などに惹かれるかどうかで、連れて帰るか決めています。
    装幀室の話、とてもおもしろく読みました。

    0
    2020年10月03日

    Posted by ブクログ

    プロローグ『硝子』
    第一章『新撰組列伝』
    第二章『僕の考えていること』
    第三章『パンドラの箱』
    河童ちゃんと巻島さんの出会いが素敵すぎて特に第三章に感動、続編が楽しみ♪

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    ほかの方のレビューを読んで
    「作家という仕事は本当に…
    読んでもらわなければ
    報われないのだ」と
    思いました。

    わらべが気に入らなくて
    読むのをやめた方が
    レビューされていますが
    ちゃんと最後まで
    読むべきだと思います。

    本との関わりには
    作り手か読み手かを超えて
    個人のレベルで

    0
    2017年04月16日

    Posted by ブクログ

    装幀家さんのお仕事小説
    出版社の合併で装幀室も二社の担当同士が協力するかと思いきや水と油で、と楽しい物語
    装幀の意味や効果を改めて堪能できました
    ラスト付近では衝撃の事実も

    元々、本を購入する時は装幀や帯も堪能するし(故に帯無しは買わない)、装画や装幀家さんの名前も必ずチェックするので、そのお仕事

    0
    2023年09月21日

    Posted by ブクログ

    終盤まで雰囲気は良いけど佳作な感じーと思ってたら、最後、ご都合主義とは思うけど感動まで持って行った。
    その余韻で読み終わるのでこの本は良かった印象。
    でもこの本自体の装幀は微妙だと思う。主人公の女の子のイラストはかわいいけれど。
    続巻もあるが、続くのかなこれ。

    0
    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

    面白い!
    二人の会話のテンポが良くて読みやすいし、
    どんなデザインになるんだろう、と興味が惹かれる。
    最後にどんでん返しもあり、満足度の高い作品。
    作家の他の作品も読んでみようと思った。

    0
    2021年07月12日

    Posted by ブクログ

    仕事に対する考え方って色々だけど向かってる方向が同じならなんとかなるかもねってちょっと前向きになれる一冊。

    0
    2019年05月09日

    Posted by ブクログ

    出版社が合併した事により、会社の内部は混乱中。
    とりあえず暫くは、ペアを組んで仕事をする事に。

    本大好きな主人公と組む事になったのは
    一切読まない男性という、正反対の人物。
    なのに、隙をついては、本を勧めている主人公が
    なかなかにすごいというか、図太いというか…w
    いや、これをかわせる相手もすごい

    0
    2020年01月23日

    Posted by ブクログ

    本を愛する装丁家、本河わらべは、仰見書房の装丁室に務めている。
    その仰見書房が楠木社と合併した。
    そこで楠木社でベストセラーの半分を手掛けたという、凄腕装丁家、巻島宗也と組むことになる。
    若さと、本への情熱で突っ走るわらべと、売上至上主義の俺様デザイナー。
    当然のことながらぶつかりながら仕事をするこ

    0
    2019年02月16日

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