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複雑化する国際情勢の中でますます重視される地政学。戦略的思考を養う上で欠かせないのが、歴史理解を加えた地理の読み方だ。本書は地政学の入門書として、基本となる考え方とアプローチを情報のプロが伝授。ビジネスシーンにも役立つ!
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Posted by ブクログ
「何千年も変わっていない」地形のような要素を前提に、「政治の動き」を考えるというのが“地政学”と呼ばれるモノである。ここで言う「政治の動き」には、「“歴史”が造られて行く際に作用する何か」というようなモノが色濃く入り込んで行くことになる。それは「紛争の種」、「文化」というようなモノということになる。...続きを読む最近は、それらに「情報インフラの発達がもたらす、質的な変化」というようなことも含まれるのかもしれない。 本書では、1980年代後半から1990年代初頭に旧ソ連諸国や諸地域の行方を考える中、各地の地理と歴史を慮る“地政学的”な考え方を見出したとする筆者が、最近の様々な問題を考えている内容が綴られている。 こういう本のような「少しだけ違う角度」という考え方…或いは非常に大切であると思う。一読の価値は高い…
あっという間に読み終えられる、地政学の、最新事例への適用ということで、正直、佐藤優氏は好きではないのだが、サクッと通読してみた。 この本に説得力のあるとすれば、ロシア語に堪能な佐藤にしかきちんと読み込みえない、ロシア国立大学の地政学の教科書の考え方で貫かれているからだろう。 そして、筆者本人の肉...続きを読む親が沖縄出身ということも大いにプラスの方向に作用している、沖縄の分析ー地政学的ベクトルと政治的ベクトルがぶつかり合って交わりそうにないという分析ーが、間違いなくこの本の白眉だろう。私は沖縄戦に関す得る本をなん十冊と読んできたので、佐藤氏には共感できる。 繰り返すが私は佐藤氏の文章があまり好きでない、過激だからではなくて、この本にも朝日新聞がたくさん引用されている、その偏頗な感じがだ。 しかし、新書で読んだ地政学入門より新しく、かつ、外交に携わってきた筆者の面目躍如とした、それなりに読みごたえのある本として、本書を評価する。
元外交官の佐藤優が書く、地政学について。 2016年出版。 現在問題のある事象を中心として書いてるので、タイムリーで説得力があった。
『〈われわれの記録に残る人類の歴史がはじまってから、これでほぼ千年になる。が、この間に、地球上の重要な地形はほとんど変化していない〉 ゆえに、国家の振る舞いは地理的諸条件に制約される。それはイデオロギーに先行する。つまり、地理的諸条件にもとづいて導かれた選択肢の中から、国家は最も利益にかなう行動を...続きを読む選ぶことになるのだ。』 この前読んだ『新・100年予測』の補足にちょうど良い。
中東問題についての、欧州の思惑を含めた解説を読みたい、というのが、氏の著書を買い続けるモチベーションかな。 日本のメディアの、中東に関する報道は事実を伝えるだけで精一杯、という感じがある。
地政学がブームと言ってよい状況であるが、 皆さん納得感のある説明で分かりやすい。 読後、その先を読めるかとなると、 なかなか難しいものがある。
著者自身の世界情勢の見かたを、地政学的な思考とリンクさせて展開している本です。 著者はマッキンダーの『デモクラシーの理想と現実』という著書を参照しています。マッキンダーは、「我々の記録に残る人類の歴史がはじまってから、これでほぼ数千年になる。が、この間に、地球上の重要な地形はほとんど変化していない...続きを読む」と述べて、この前提のもとで人類の歴史の流れが地理的な制約を受けていると考え、ランド・パワー(陸上勢力)とシー・パワー(海洋勢力)の闘争の歴史として人類の歴史をえがきました。 しかし著者は、こうしたマッキンダーの地政学の見かたにくわえて、モスクワ国立大学の地政学教科書の著者であるガジエフが提唱する、現代地政学の見かたを重視しています。著者はこの教科書に記されている、「20世紀後半の科学技術の進歩により社会の機能と発展における地理的要素自体が質的変容を迫られた。……問題は現代世界においては、さまざまな形態の空間がリアルな意味を持っていることだ。物理的・地理的性質とはっきりと結びついた領土、領海、領空といった空間とともに、経済、文化・文明、情報、環境などの空間についても言及しなくてはならない」という文章を引用して、新しい地政学の見かたを紹介しています。 こうした現代の地政学的な発想にもとづいて、著者の世界情勢の分析が提出されているのですが、著者の本をいくつか読んだことのある読者の一人としては、これまでの論調のくり返しに思える点もすくなくありませんでした。とくに安倍政権とネット世論の関係についての考察は、「地政学」という観点とのつながりが薄く、水増しの印象を受けてしまいました。
地政学に興味を持ったんだが、若干期待はずれ。 ロシアの辺りは相当よかったんだが、アジアに近づいて来て、某国首相を反知性主義という辺りから面倒臭くなって来た。 もうちょっと、ドライな本を探そう。
【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・やっぱる内在的論理を把握せよがメッセージではある。 ・うまく言えないけど、佐藤優も少しタガ...続きを読むが外れてきたか?という印象。 【目次】
ブームになっている地政学。一度は手にとって読んでみたいと思っていました。確かに地形は変わっていないし、地形の影響は大きい。そしてこうした地形を超えてネットにまで触れられています。
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