虹の彼方

虹の彼方

935円 (税込)

4pt

4.4

【第19回柴田錬三郎賞受賞作】間に合ってよかった……。女優の志摩子と作家の正臣。48歳と43歳の女と男が出会い、恋に落ちる。それぞれに家庭があり、名声がある。この恋が、どれほど周りの人を傷つけるのか、世間の非難を浴びるのか。わかっていながらも、無防備な子供のように愛し合うふたり。遊びの恋ならどんなに楽だろう。もうもどれない、もう一人では生きていけない。切なさが胸をうつ第19回柴田錬三郎賞受賞作品。

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虹の彼方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み進めていく中で、きっとラストは・・と予想していたのが良い意味で裏切られた。それにしても凄まじい恋。自分には絶対ないなあ。

    0
    2013年06月23日

    Posted by ブクログ

    小池真理子さんの小説は読み応えがある
    不倫であっても主人公の味方になって行く末を応援したくなってしまう

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    別に不倫を美化するわけでもないし、肯定する気もないが、本作における志摩子と正臣の、常識や世間体に対して真っ向から抗う「本気」の姿勢には、或る種の潔さが窺え、四十路を過ぎて尚、まるで10代の若者みたいにストレートな気持ちで人を愛せるふたりがとても羨ましく思えた。彼らのベクトルが、死を選ぶといったネガテ

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テーマは不倫というありきたりかもしれないけれど、真理子さんの何とも言えない比喩表現がふんだんに使われていてとても読み応えがある作品でした。
    今この瞬間の持続さえあれば、それでよかった。
    が、追い詰められていることの表れすぎてとても苦しくなった。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序章と終章以外は,志麻子,正臣という2人の主人公の名前が章の見出しになっている。

    読むのが辛かった訳ではない。
    志麻子,正臣と読むと,ちょっと休憩したい。

    同じところをぐるぐる回っているような感じ。

    読後感として,赤川次郎の「杉原爽香」シリーズが思い浮かんだ。
    赤川次郎の理想の女性像に対して,

    0
    2012年11月17日

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