閻魔の世直し―善人長屋―

閻魔の世直し―善人長屋―

605円 (税込)

3pt

周囲から「善人長屋」と呼ばれる千七長屋。差配も店子も表向きは堅気のお人好し揃いだが、実は裏稼業を営む悪党だらけ。ある日、「閻魔組」と名乗る三人組によって裏社会の頭衆が次々に襲われ、惨殺される事件が発生する。天誅を気取る「閻魔組」の暗躍は、他人事として見過ごせない。長屋を探る同心の目を潜り、裏稼業の技を尽くした探索は奴らの正体を暴けるか。人情溢れる時代小説。

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閻魔の世直し―善人長屋― のシリーズ作品

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  • 閻魔の世直し―善人長屋―
    605円 (税込)
    周囲から「善人長屋」と呼ばれる千七長屋。差配も店子も表向きは堅気のお人好し揃いだが、実は裏稼業を営む悪党だらけ。ある日、「閻魔組」と名乗る三人組によって裏社会の頭衆が次々に襲われ、惨殺される事件が発生する。天誅を気取る「閻魔組」の暗躍は、他人事として見過ごせない。長屋を探る同心の目を潜り、裏稼業の技を尽くした探索は奴らの正体を暴けるか。人情溢れる時代小説。
  • 大川契り―善人長屋―(新潮文庫)
    693円 (税込)
    掏摸(すり)に騙(かた)りに美人局(つつもたせ)。住人が全員悪党の「善人長屋」に紛れ込んだ本当の善人・加助が、またしても厄介事を持ち込んだ。そのとばっちりで差配母娘は盗人一味の人質に。長屋の面々が裏稼業の技を尽して救出に動く中、母は娘に大きな秘密を明かす。若かりし頃、自らの驕(おご)り高ぶった態度が招いた大きな罰のことを――。流れゆく大川が静かに見つめた、縺(もつ)れた家族の行方を丹念に描く人情時代小説。

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閻魔の世直し―善人長屋― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    んーいいわー(^^)こういうなんとも温かい余韻に浸れる時代小説、大好き。人斬り、閻魔組、出てくる内容は血生臭いけれど、それをあまり感じさせない裏稼業がある善人たちの二面性がたまんない(*´꒳`*)

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月17日

    前巻のラストで、悪党を逃してしまったので、大丈夫か!?と思っていたけど、全然大丈夫じゃなかった。
    今回は長編だった。
    加助はあんまり出てこなかった。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    主人公のお縫が 心を寄せる白坂長門は 世の中を騒がせ 江戸の裏家業の親分たちをころしている閻魔組なのか? 最後まで はらはらさせられました。
    お縫の住む善人長屋の人たちが 温かい。
    シリーズになっているようなので 他のも読んでみたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月27日

    「善人を気取る者ほど、胡散臭い」という定廻りの白坂長門の言葉!いいねえ、わくわくする。善人長屋と呼ばれる千七長屋は、実は裏稼業を営む住人ばかり。いや、一人だけ根っからの善人がいて、これまたいい味を出している。西條奈加の人物造形は実にうまい。出てくる人物、皆血が通っている。ストーリーも上手い。善人長屋...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年10月22日

    今作は長編。
    前作の最終話から物語が続いているような形になっている。

    前作は、どちらかというと、のほほ~んとした雰囲気だったのに対し、今作は長屋の住民の周りで凄惨な事件が巻き起こる。
    ハラハラ・ドキドキ。
    長屋の住民が誰一人かけないことを祈って読み進めた。

    菊松とお竹夫婦の優しさに涙が止まらない...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月12日

    前作に続き待望の第二弾。

    今回も、善人長屋の店子が大活躍。
    p159
    〈義理人情というものは、決して縛られるものではない〉
    〈人のあいだにある当然の思いやりだ〉

    儀右衛門はじめ、店子たちが裏家業をフルに活用し夜叉坊主を追い詰める。
    せっかくの長編なのだから
    そこのところ(夜叉坊主との格闘)も大い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    1冊目よりよかった!
    白坂様、お侍さんが私の好みだったからかもしれません笑

    長編で前回より長屋のメンバーがバランス良くかかれていて物語に深みがでだように思いました

    2022.7.23
    100

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月20日

    閻魔組を名乗り、世直しと表して裏社会の頭たちを屠っていく彼らに見えていないものは何だろう。
    悪党がいなくなれば良い世の中になるならそれでもいいのだけれど。いなくなるっていう事は無いのかなやっぱり。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月12日

    『善人長屋』シリーズ、第二作。前作は連作短編でしたが、今回は長編。しかも話のスケールが大きくて驚きました。それでも長屋のみんなは変わらず情に厚い。切なく苦しい恋模様も織り込まれ、読み応えあります。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月20日

    善人長屋シリーズ二作目。
    前作が短編集の体をなしていたけれど、本作は最後まで「閻魔組」を名乗る世直しを風評する若者を巡ってのお話。
    長屋の纏め役儀右衛門の娘、お縫の初恋も絡んで終盤が面白かった。
    早速三作目を購入。

    0

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