キャロル

キャロル

クリスマス、デパートのおもちゃ売り場の店員テレーズは、人妻キャロルと出会い、運命が変わる……サスペンスの女王ハイスミスがおくる、二人の女性の恋の物語。映画化原作ベストセラー。

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キャロル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    解説にある通り、眠い目を擦りながら夢中で読み切ってしまった。どうしてやめられないのか不思議~。
    「見知らぬ乗客」で初めて著者の作品を体験し、二作目がこちらで、途中までサスペンスと思い込んでいた。裏表紙の梗概を見て魂消たが、それはそれでホッとした。
    河出文庫のハイスミス作品の装丁、全て良すぎる。手に取

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    2024年05月10日

    Posted by ブクログ

    “恐れていながら人を愛することなんて出来はしない。恐れと愛は両立しない。ふたりでいることで日ごとに強くなっているというのに、なぜ怯える必要があるのだろう? 昼だけではなく夜ごとにも。同じ夜は二度となく、同じ朝も決して訪れなかった。ふたりは一緒に奇跡を紡ぎ続けていた。” 

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    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    「見知らぬ乗客」でサスペンス作家として世に名を轟かせたパトリシア・ハイスミスが、1952年に匿名(別名義)で出版した恋愛小説。

     心情描写の詩的比喩が多く、若く主観的なテレーズが成長していく姿とリンクしていて美しい。
    印をつけて大事にとっておきたい文章がいくつもあった。
    映画も小説も忘れられぬ作品

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    2022年02月21日

    Posted by ブクログ

    舞台美術のデザイナーになる夢を追いながらNYのデパートで働く19歳のテレーズは、ある日接客した女性客を忘れられず、伝票から割り出した住所宛にクリスマスカードを投函する。それがキャロルとの運命的な出会いのはじまりだった。交際中の恋人リチャードとの関係に違和感を抱いていたテレーズは、キャロルへの燃えさか

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    2020年05月22日

    Posted by ブクログ

    クリスマスも近づいて参りましたので、「キャロル」を。
    実は映画化された当時に購入したまま、積読となっておりました。

    イヤミス(嫌なミステリー:読後感が良くない)の祖と呼ばれるパトリシア・ハイスミスの作品ですが、今作は異例の恋愛小説だそうで。
    主題としてはNYに住む女性二人の恋愛模様と紆余曲折……と

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    2019年12月16日

    Posted by ブクログ

    恋愛小説
    デパート働くテレーズはお客のキャロルに一目で恋に落ちる。夫と子供がいるキャロルとの交際はテレーズに多くの葛藤をもたらす。一度はキャロルとの別離を決意し、仕事を選ぶテレーズだが、やはりキャロルのもとへ。

    先に映画を見たのだけど、セリフが少なく表情や背景で心情を折っていかなければならないので

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    2019年05月27日

    Posted by ブクログ

    とんでもなくよかった。控えめに言って最高。
    映画を見て、次の日に原作を購入した。
    映画では描かれていなかったテレーズの想いが書かれていてすごく共感した、キャロルと出会った時のテレーズと同い年の私。


    最後キャロルの同棲の話を断った後のパーティで、美人な女優さんに好意を抱かれているのを見てやっぱりテ

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    2019年01月21日

    Posted by ブクログ

    「太陽がいっぱい」などで有名なパトリシア・ハイスミスが1952年に別名義で発表した作品。
    恋愛物です。
    マッカーシズムの赤狩り旋風が吹き荒れた厳しい時代だが、ペーパーバックでベストセラーになったそう。

    若い娘テレーズと、美しい人妻キャロルが出会う。
    テレーズは舞台美術家の卵で、クリスマス商戦でにぎ

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    2016年12月01日

    Posted by ブクログ

    簡単に言ってしまえば、レズビアンの話だが、純粋な恋愛小説といってよい。
    異性愛と異なるのは周囲の偏見だけだし、異性愛だって条件によっては偏見を持たれることもある。
    繊細な感情の揺れ動きが行動によく表れていて、とてもよい小説。

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    2018年10月29日

    Posted by ブクログ

    映画もそうだったが、エドワード・ホッパーを思わせる世界観がとても好き。

    人に恋する事の純粋さがストレートに描かれていて、どのラブストーリーよりも素晴らしいと思った。

    0
    2016年06月15日

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