世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

小説・文芸
968円 (税込)

4pt

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2016年3月公開 映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』原作

世界中が、アメリカ発の住宅好況に酔っていた2000年代半ば、そのまやかしを見抜き、世界経済が破綻する方に賭けた男達がいた。投資銀行、格付機関、米政府の裏をかき、彼らはいかに世紀の空売りと呼ばれる大相場をはったのか。『マネー・ボール』の著者マイケル・ルイスが世界同時金融危機の実相を描く痛快ノンフィクション。解説・藤沢数希

電子書籍では、マイケル・ルイス氏が映画化の経緯や、その見所について述べた「映画化記念 著者特別エッセイ」を収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    ノンフィクション / 人物評伝
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち
  • タイトルID
    :
    354094
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    リーマンショックの頃、私は小学生だったので言葉は聞いたあるし、様々な株のチャートが凹んでいるのは見たことがあるが深く理解できたのはこの本が初めてだった。

    人類が生み出した資本や株式市場などの虚構の世界で正気とは思えない錬金術を考え、さらに多くの人は疑うこと・考えることを諦めた。

    いつになるか分からないが必ずまた市場がパニックになる時が来ると考える。それはリーマンショックよりも前から起きている負の連鎖として。

    人間の過ちは、大きな軌道修正をしないとまた同じ軌道に戻ってしまうのが、常であると思う。2026年の中東情勢も振り返れば9.11や湾岸戦争、イラン・イラク戦争が背景にあり反省をしてこなかった代償である。

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    リーマンショックを理解する上で、これほどとっかかりやすい本はない気がする。小説なのでコーンウォールキャピタルなどで一部脚色はあるが(続 マーケットの魔術師に本人インタビューがある)、とにかく読みやすい。これを読んでなかったら、CDSとか全くわからんかったと思う。

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    映画を先に見ていたので、話が理解しやすかった
    事実は小説よりも奇なり...!
    ビル・ミラーとアイズマンが話すシーンとか、そんな出来すぎたことが起こるかねっていう気持ちになった

    マイケル・バーリが気の毒すぎた、懸命すぎた余りに非難されるなんて、現代の魔女狩りじゃんね

    金融業ってひっどいなあと思ってしまった、、、

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    マイケル・ルイスの本、はじめて手に取りましたが、予想をはるかに超えて面白かったです。2008年に引き起こされる世界金融危機の発端となるサブプライム・モーゲージ債。これが貸し手の金融機関と借り手(所得の低い米国人)の間だけでしたらここまで被害は大きくならなかったのでしょうか、いわゆる投資銀行と呼ばれる連中が、錬金術をはじめるわけです。しかもタチが悪いのが、錬金術をはじめた投資銀行のトップが、事態を全く理解しておらず、S&Pなどの格付け機関もその金融商品(CDSやCDO)について理解していないのです。

    本書では、この錬金術に気づいた極めて少数派の人々が、その人物像も含めて丁寧に描かれており、とても興味深く読みました。また複雑な金融商品についても、素人にもわかりやすい説明がされているので、すらすら読めました。本書にも書かれていますが、金融機関の人々は、あえてわかりづらいネーミングをします。ですから金融商品の名前は額面通りに受け取るのではなく、自分で名称をつけてしまう方が賢いやりかたでしょう。米国の投資銀行、そして格付け機関も共犯者と言っていいと思いますが、世界経済を破綻寸前においやった人々の実話と、それに立ち向かった(逆張りした)少数の人々(本書の主人公)の物語は、これからも語り継がれていくべきだと思いました。

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    GFCの爆心地がどこだったのか、なぜあそこまでの金融危機となり得たのか、世間に逆行して住宅市場をショートできた賢人たちがどのようにその決断に至ったのか…
    それらが非常にわかりやすく、かつ飽きずに読み続けられる良書だと思います。

    市場が間違っていて自分は正しいと確信できるだけの分析力と、莫大なショートポジションを維持したその胆力は想像を絶するものがありました。

    0
    2021年06月26日

    購入済み

    錬金術に気づいた極めて少数派の人々が、その人物像も含めて丁寧に描かれており、とても興味深く読みました。また複雑な金融商品についても、素人にもわかりやすい説明がされているので、すらすら読めました。

    0
    2020年09月25日

    Posted by ブクログ

    銀行員3、4年目の時に上司におすすめしてもらい読みました。この本を読んでいない先輩よりは「リーマン・ショック」「空売り」「CDS」「サブプライムローン」と言った用語についても自分の言葉で話せるようになったと思います。

    リーマン・ショックについてほとんど無知の状態で手に取りましたが、ストーリーが面白く、手に汗握りながら、ワクワクしながら一気に読み進めました。
    知ってるようで知らない「リーマン・ショック」についてキャッチアップ出来ます。

    0
    2020年04月29日

    Posted by ブクログ

    モーゲージ債: ローンをかき集めて証券化したもの.リスクとリターンを階層別に切り分ける
    サブプライム:劣位

    誰かの人間の資産は誰かの人間の負債→モーゲージ債はこの負債をこねくり回して証券化 流動性が高まり効率性が生まれ負債を抱える側も低金利でローンを借りられるようになるという一見するといい話

    →経済の発展って「貸し借りの発展」なんだな


    主人公のアイズマンは裏表がなく,ある意味”空気が読めない”ところがあるけど
    他人に流されず,自分で考える力を持っているとも言える

    金を貸す銀行側が正常な判断ができなくなることはある 少し前だったらスルガ銀行がいい例.返済能力が行き詰まる融資を見つけたらそれはいずれ弾けるバブルなんだなあ.歴史は繰り返す

    ブラックスワンにかけることは,痛みを伴う.
    モーゲージ債の保険(CDS)の保険料,プットオプションのロング

    ”欲に訴える手がダメなら,次は不安を煽る”

    なぜ格付け期間は爆弾見たいな債権に最高評価をつけてしまったのか
    ・格付けがザルであることを格付けさせる側(投資銀行)が見抜いてそそのかした
    ・消費者の信用度評価に用いるスコアがザルだった.
     車の運転経験がゼロの人に,「この人は事故を起こしたことがない」とゴールド免許を発行する 見たいなスコアリング
      具体的には出稼ぎのために移住してきた人(ローンを借りたことがないから当然ローンを焦げ付かせたこともない)に高い信用度をつけた.

    意思決定で大事なことって「未知をなくす」ことだなあ

    こういうブラックスワンでチャンスを掴むには
    ・世の中は案外合理的ではないという認識(外見はまともでも中身が杜撰で付け入る隙があるものが存在する)
    ・人の話を鵜呑みにしない懐疑心
    ・自ら真実に到達しようとする好奇心,執念,頭脳
    ・その日が来るまでメンタル・フィジカル(資産)がダメージを受けることになろうともブラックスワンが来るまで耐え忍ぶ忍耐力と余力
    が必要,それを行動に反映する大前提として「自分は無知である」という謙虚さが必要.傲慢になったらそこで終わり

    タレブみたいなひとがいっぱいでてくるし、みんな自分の行いが報われるまで物凄く「何か見落としているんじゃないか」と葛藤している。
    ブラックスワンにかけるというのはその日が来るまでは報われない苦しみを避けられないらしい。
    鶏小屋の鶏1000羽が「明日も餌をもらえる」と思っている中、自分だけ「明日は七面鳥にされる、今夜にでも逃げ出そう」と考えているように。

    サブプライムの崩壊にかけていた人も終盤「金融そのものの崩壊」というリスクには振り回されたっぽい
    いくら保険を買ってもその保険を支払う能力が相手になければその契約は意味ないもんな

    ”投資銀行の経営陣が,自行には十分な流動性があるという時,それは例外なく,流動性がないことを意味する”
    →外見を取り繕うシグナリング 言葉だけじゃなくて行動でも

    稀な事象ほど,発生確率が低く影響も小さいと誤解されがち.
    ー>誰も見向きもしなかったプットオプションが暴落を機にとんでもない価値を持つようになる.

    筆者は最後に,買っても負けても莫大な報酬が支払われるウォール街のシステムを避難している
    今回のシステムの崩壊にかけた人はもちろん,今回のシステムの崩壊に加担する側の人間も雇われ先から数千万ドルの報酬を得ている

    多分その仕組みは今も変わってなくて,タレブのいうSkin in the gameではない,ということだろう.
    頑張っても報われない世界もあれば頑張らなくても(成果が比例しなくても)勝手にお金が入ってくる世界もある
    そういう意味で世の中は公平に作られていないということをもっと早く知っておきたかった.

    0
    2020年03月17日

    Posted by ブクログ

    ・安倍政権は1000兆円にもなる国家債務を返す当てもないまま、さらに国債を発行し、大規模な公共事業を約束している。日本国政府はまるで借金が膨張していくことを気にも止めていないようだ。それにも拘らず、日本国債の値段は下がっていない。日本の銀行が、他に融資先がないので買い続けているからだ。しかし、こんなことが永遠に続かないのは明らかだ。いつか破綻するのだが、問題は、それが「いつか」ということだけである。アメリカの不動産バブルの崩壊を予測し、CDOをCDSで空売りして大儲けしたヘッジファンドのいくつかが、今度は日本国債に狙いを定めはじめているようだ

    0
    2018年11月04日

    Posted by ブクログ

    去年だったか海外出張の際に機内で途中まで観た『マネー・ショート』の原作。著者は『マネー・ボール』のマイケル・ルイス。サブプライムの証券化の胡散臭さにいち早く気付き、その破綻に賭けた3人(3グループ)の勝ち組を追ったノンフィクション。「勝ち組」とはいえ、それぞれが訳ありな生い立ちを歩み、その人生観を反映してか、投資銀行、金融市場、格付け機関に対する不信感や疑念が彼らの行動の原動力になっており、市場や投資銀行の破綻が実現しても暗い影を落としており、金融市場に対する鋭い問題提起となっています。およそ10年前の話であり、私もリーマン・ショックの煽りで転職活動が苦戦したので、色々と思い入れを持って読み進めました。読み応えあるので、債券市場や証券化に関心ある方にオススメですが、それ以外の方も楽しめると思います。

    0
    2017年05月03日

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    ノンフィクション / 人物評伝
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち
  • タイトルID
    :
    354094
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月15日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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