その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

693円 (税込)

3pt

クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、遮断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。

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その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ヒーロー」の定義は人それぞれ。人の成長は獲得より破棄らしい。自分も「自分の不必要な部分」を捨てよ。
    今は3冊目に突入中

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ

    どの文章も無駄な言葉がない。

    いや、無駄な言葉はあるのだけれど、どれひとつとして、その章の主人公の痛みに根ざしていない言葉はない。

    すべて痛々しくて、なのに楽しげでひたむきで、どうして彼らが「捨てられた」ものなのか、不思議でしかたなくなる。

    0
    2022年10月28日

    Posted by ブクログ

    シリーズの中だと一番好きな話。
    みんな純粋で綺麗、透き通ってる。
    この物語は、主人公が一番と言っていいほど謎なところが面白い、、。

    0
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    彼女の言葉を、また思い出す。
    「人に合わせてばかりだと、自分にできることがわからなくなるよ。」
     
     自由というのは呪いだ。ケーキを買うお金を持っていない子供だけが本当のケーキの価値を知っている。いつでもそれが手にはいっているようになったころには、本質は失くしてしまっている。ケーキも、季節も、自由も

    0
    2020年02月20日

    Posted by ブクログ

    あらすじ

    「いなくなれ、群青」の続きである、第2巻。
    季節は冬。ちょうどクリスマス真っ盛りの時期。
    主人公、七草の住んでいる周りから隔離されている島「階段島」の唯一の外部との通信手段の通販が停止されてしまった。
    そんな中「クリスマスの七不思議」という噂が広まっていた。
    そこで、七草とその友達の真辺

    0
    2020年01月22日

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