「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―

「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―

1,056円 (税込)

5pt

4.5

「安定」「正確」を求める現実社会は、じつは「不規則」や「不確実さ」に満ちている。そうした「不確実性」は、時に予想もしない効果をもたらしたり、有益な働きをしてくれる。トーナメント戦での番狂わせ、犯人追跡の意外な方法、免震制御、時間差による攻撃手段など。身近にある不安定現象を挙げながらその意外な効用を説く。

詳しい情報を見る

閲覧環境

「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学― のユーザーレビュー

4.5
Rated 4.5 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    振動とノイズとフィードバック遅れが、工学から社会・生命にいたる様々な現象の原理に存在することを、数式を極力使わずに、読みやすく紹介している。
    シカゴ大学での、南部陽一郎の孤高かつ穏和な知性の雰囲気についてのエピソードが興味深かった。

    0
    2018年10月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年一番と言っても良い。良書。

    一般的にミクロの物理現象である「ゆらぎ」「ノイズ」「遅れ」という不確実性についてのお話。普通の人は興味がない事柄を具体例と抽象をうまく結び付けていて興味深い本となっている。

    ゆらぎ
    ・・・共鳴により増幅する。スポーツで言えばサーフィン、ブランコ(リズムとタイミング

    0
    2017年03月05日

「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学― の詳細情報

閲覧環境

大平徹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す