パワー 下 西のはての年代記III
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パワー 下 西のはての年代記III

〈西のはて〉を舞台にした、ル=グウィンのファンタジーシリーズ、ついに完結!旅で出会った人々に助けられ、少年ガヴィアは自分のふたつの力を見つめ直してゆく――。ネビュラ賞受賞。

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パワー 下 西のはての年代記III のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まやかしではない本当の自由。しかし、それを得るためには、矛盾した、かりそめの自由、権力をいくつもくぐり抜けなければならなかった。読後、深い深いところからの静かな喜びがこみ上げてきた。

    3部作を通して、本当に多くのものを感じた。主人公と共に生き、私も成長したのだ。物語の力がここにはあった。

    0
    2013年09月09日

    Posted by ブクログ

    さまようガヴィア。クーガに拾われ、森の心臓で暮らし、水郷にたどり着く。そこも違う。
    本当の自分の場所を求めて、再び出発する。オレックのいるメサンを目指して。
    居場所が見つかって一安心したけれど、彼の旅はまだまだ続くのだろう。未来へ

    0
    2011年05月04日

    Posted by ブクログ

    西のはての年代記Ⅲの下巻~バナーの率いる森の心臓に攫われてきたイラードはメルと云う名の妹を連れていたが,バナーから逃れるためにイラードがカヴの部屋に隠れていたことで命を狙われると恐れる周囲が森を出ることを勧めた。行く場所は故郷である水郷地帯しかない。14・5年前に攫われた時の姉と自分の名前だけだった

    0
    2013年02月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読者を呑み込む、というのだろうか。いやそれでは乱暴に過ぎる。けれどわたしは、この物語を読んでいるあいだずっと、主人公とともに歩んでいたように思う。信じては裏切られ、また、助けられ助けてという旅路。奴隷であり、追われるものであったという「鎖が切れたと思う」という表現は前後の文脈含め完璧にひとつの「流れ

    0
    2023年01月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『西のはての年代記III』の上下巻。

    表題はパワーだが、原題はもちろん複数形。個人の背景となる「権力」でもあり、個人の持つ「力」でもある。主人公のガヴィアは姉のサロとともに幼いときに水郷の地空奴隷狩りによって都市国家エトラの「アルカマンド」につれてこられて働いている。かれは、ひと目見たものをすぐさ

    0
    2021年04月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    原題が、powersであると、訳者のあとがきを読んで知る。
    なるほど、と思う。
    この本は、主人公の力について書かれた本ではなく、世の中に存在するすべての力について書かれたものであったか、と腑に落ちる。

    なかでも物語中、たくさん出てくるのは信頼の力についてだ。
    主人公の少年は、人を信じやすい。そして

    0
    2011年05月28日

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