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風に揺れる枝垂れ柳が美しい京都の高瀬川で、少年が自殺した。白衣白袴という異様な姿で。死の背景には、旧家に伝わる謎の儀式があった(「はかぼんさん」)。身を持ち崩した一人の男を救ったのは、海辺の漂着物だった(「夜神、または阿神吽神」)。緑豊かな信州に嫁いだ女性。夜半、婚家に「鬼」が訪れる――(「鬼宿」)。各地を訪ね歩いて出逢った、背筋が凍り、心を柔らかく溶かす奇譚集。
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Posted by ブクログ
さだまさしって凄い人だ。 作家だけやっているなら、この本がいくらレベル高くても、そうは言わないけれど… 民俗学ファンタジー? 日本各地の「ふしぎ」のお話。 ちょっと怖いのかもしれないけれど、懐かしさのようなものがじんわり来る。 『はかぼんさん』(京都) 旧家に伝わる、古くからの儀式 『夜神、また...続きを読むは阿神吽神』(金沢) 神経衰弱… 『鬼宿』(長野・信州安曇野) 節分に追い出された鬼をもてなす家系 『人魚の恋』(青森・津軽) 人魚の肉を食べると…という言い伝えでは 『同業三人』(四国) 罪…贖罪…神のたたり 『崎陽神龍石』(長崎) 龍を宿した石の話 どこまで信じるかはあなた次第! 他にもネタをお持ちのようだったから、ぜひとも第二弾を出して欲しい。
ぼちぼちですかね。 期待していた物語的でなく、少し入りにくかったですね。ただ、続きをよみたいと思うストーリーもありましたし。あとがきのネタバレは、あったから良いような、なくてもよかったような。
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はかぼんさん―空蝉風土記―
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