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震災から再興したばかりの蔵から届いた〈灘 一〉。山本直純さんが豪快にふるまった〈マ グナム・レミー〉。永六輔さんの忘れられな い誕生会。先斗町『鳩』のお母さんが褒めて くれた「関白宣言」。十津川村で吞み干した 〈アマゴ酒〉。大阪『ホテル・プラザ』の『マル コポーロバー』最後の夜……。名酒と名酒場 と粋人たちとの思い出を綴る、名エッセイ。
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Posted by ブクログ
全てがお酒にまつわるエッセイだけど、そこから人との出会いが描かれ、さらに別れが描かれる。酒が飲めない自分にとってはとてもうらやましい。 酒、ゴルフ、旅、どれも手が届かないけど、楽しい話と涙ぐむ話がとても良かった。
登場するお酒はどれもおいしそうで(実際に貴重でおいしいはず)、さださんの愛を感じました。 そして同じようにお酒にまつわるお店、人に対しても温かな目をとおした細かい描写が見られ、これも愛を感じ、僕も今すぐにお店に繰り出したくなる衝動をおさえるのに苦労しました。 「蛍光灯が幾度か瞬きをして」など、ジジ...続きを読むッ…と点くときのあの音がしたかのような、僕もそこに居合わせたかのように錯覚しましたし、さださんもそのとき思っていたであろう、これから始まるお店での時間に対する高揚感を、僕まで一緒に感じていました。 そんな素敵なお店に繰り返し通うには、何より他者への想像力が必要だと思います。 酔っても絡まず大声にならず、人からよく聞きよく教え、「体温の交流」をとおしてお店が一体感に包まれる…。 学校や会社では教えてくれない、しかし大切なスキルを持ち合わせていなければ、難しいに違いありません。 お店で同席していて、いつものこの人イヤだなあ…と思っていると、いつの間にか見なくなったり。 単におとなしくしていれば良いわけではなく、周りに気を配れる人こそ常連になれるのだと、少ない経験を振り返ると思います。 そのためには、自分を磨くしかありません。 チェーン店しか知らず、日本酒といえばマズいけど頑張って飲むものという考えだった僕ですが、いつの間にか未熟ながらも、小さなお店に出入りするようになりました。 20代の頃は騒ぐわ潰れるわで大変な迷惑をかけましたが、間もなく40歳になる今、少しは作法を学べているかなと思います。 とはいえどれも紹介してもらったお店ばかりで、自分でも見つけてみたいですが、まだまだ鼻のききが悪いようです。 僕も好きな「ふなくち菊水」を、本文中の高山さんのようにカッコよく飲みたい。 そのためには、まだまだやらなければならないことがたくさんあります。 具体的なひとつは、現象に対する本質や経緯を探ること、でしょうか。 粟津泰成さんのイラスト、とくに「『鳩』のお母さん」は見入ってしまうほどの素敵さで、良いお店に集まる人っていいなと思いましたし、僕も潜り込めるように頑張ろうと、邪な気持ちですが思いました。
これまで、さだまさしさんの曲も本もほとんど触れたことがありませんでしたが、機会があったので読んでみました。 さださんと大切な人との関係性が、お酒の席でのエピソードを通して、色濃く、褪せることなく綴られています。お酒があることで思い出が残るのは、切なくも温かいなと思いました。 この本を読み、さださんは...続きを読む周りの人からとても愛されていて、それと同時に人を大切にする方なのだと感じました。大切な人との大切な思い出を振り返らせてくれるエッセイです。
さだまさしの酒と人のエッセイ 本人の人柄だろうか本当に一流の素晴らしい人に可愛がられていることが分かる 紹介されるお酒がどれもおいしそう 贈呈してくれた仲間さんに感謝!
お酒にまつわるさだまさしの周りの素敵な人たちのエピソード。 先斗町の鳩のお母さんの話が一番素敵でした。
希少なワインや日本酒の話から、酒を通しての有名無名の人たちとの交流を描いたエッセイ。 山本直純、中村八大、永六輔、小松左京、山口百恵等々多士済々の名が出てくる。 緊急事態宣言以来、替え歌が作られている「関白宣言」。その誕生秘話が面白い。 京都先斗町のスナックで、最近の女性についての愚痴を話していたと...続きを読むころ、そこの女将が 「男が駄目やから女が駄目になるんどす」と、直言。 「やい、男どもよ、しっかりせい!いう歌、どうか書いておくれやす」といわれたことがきっかけだとか。 「男と女は互いの鏡」ということ。
さだまさしさんの本が好きで買いました。 お酒と様々な出会いが綴られています。どの出会いもさださんの人柄があってこそなのだと思いました。 私はお酒の種類が全く分かりませんが、この本を読んで紹介されていたお酒を飲んでみたいと思いました。
『風に立つライオン』、山口百恵のヒット曲『秋桜』などの誕生秘話。小説『眉山』に登場する人物が実名だったと云うエピソードも興味深い。イラストを配した解説付きの名酒も楽しめる。
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