沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下
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沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下

715円 (税込)

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戦後日本は、沖縄を米国へ人身御供として差し出すことで、復興と繁栄を手に入れた。沖縄に米軍基地の大半を押しつけて経済発展を享受する構図は、東京のために福島に原発を作ることと何ら変わらない。天皇、米軍、沖縄県警、ヤクザ、怪人、財界人、奄美人など……戦後の沖縄を作り上げた人々の、本土では知られざる「小文字」の物語を丹念にたどり、現代日本そのものを逆照射したベストセラー。

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  • 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上
    715円 (税込)
    沖縄の戦後65年余を知らずに現代日本は語れない。歴史的な政権交代と鳩山民主党による普天間飛行場移設問題の裏切り、「琉球処分」後に王朝尚家を見舞った数奇な運命、尖閣諸島の秘められた歴史、沖縄の戦後そのものの人生を生きたヒットマンの悲しい最期など……東日本大震災後の沖縄の今日を視座に入れながら、大幅加筆200枚。沖縄戦後史を抉る渾身のルポルタージュ。
  • 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下
    715円 (税込)
    戦後日本は、沖縄を米国へ人身御供として差し出すことで、復興と繁栄を手に入れた。沖縄に米軍基地の大半を押しつけて経済発展を享受する構図は、東京のために福島に原発を作ることと何ら変わらない。天皇、米軍、沖縄県警、ヤクザ、怪人、財界人、奄美人など……戦後の沖縄を作り上げた人々の、本土では知られざる「小文字」の物語を丹念にたどり、現代日本そのものを逆照射したベストセラー。

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沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年09月13日

    著名なジャーナリストである佐野眞一が沖縄を余すことなく取材した結果をまとめた本。

     下巻では、①軍用地主、②尚市などをまとめている。
     上巻に引き続き、文献的な調査もさることながら、キーパーソンに対する詳細な取材が裏付けるリアルな沖縄が垣間見えてくる。文句なしに5つ星。

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    Posted by ブクログ 2011年09月11日

    力作下巻。上巻が昭和が中心に書かれているのに対し、下巻は平成に入ってからのテーマ。模合の実情、カプセルホテル怪死事件、内地の芸能界との繋がりの話、マルフクレコードなどの島唄レーベル興隆の軌跡、尖閣諸島の保有者の由来、琉球王朝の尚家の近代史、海燕ジョーの奇跡のモデルとなった元ヒットマンの最期の話、など...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月15日

    2011/8/14
    素朴で朴訥として、優しくフレンドリーな沖縄の人々と、あの原色羽織袴で成人式に暴れまわる若者のイメージがこの本を読んでようやく融合しました。

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    Posted by ブクログ 2011年08月03日

    結局、上下巻一気に読み通してしまった。圧巻。
    しかし、自分の鳥頭には漏れ出る情報量。自分なりに咀嚼できるようになるにはもうちょっと時間かかりそう。キーワードを頭に入れ折に触れ再読したい。

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    Posted by ブクログ 2018年10月30日

    「(軍用地)約88%が国有地で占められる本土に対し、沖縄では1/3は個人が所有する私有地で占められている」p63
    「(ニーチェ)「この世で男が熱中できるものは二つしかない。遊びと危機である」」p134
    「親族同士が助け合う沖縄ユイマール精神は、沖縄人の進取の精神を殺ぎ、ひいては沖縄の発展を阻害する要...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月16日

    野底土南(ぬかどなん)の名前は竹中労の著作で知った。思えば
    竹中労も沖縄に魅了された人だったのだもね。野底は2007年に
    亡くなっているのだが、病床とは言え本書ではインタビューが
    出来ているのが凄い。

    青い空と青い海。日本国内の南国リゾートだけではない面が、
    下巻でもてんこ盛り。上巻はア...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月24日

    最終章を読みながら沖縄に行ってきました。何度か行ってる場所もこれまでとは違った目や感じ方が出来て良かったです。

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    Posted by ブクログ 2012年08月25日

     沖縄への旅行前から旅行中にかけて読み耽りました。

     いまや人気の高いリゾート地ですが、沖縄戦線や基地問題の歴史等

     について綿密な取材の元、まとめられています。

     また、尖閣諸島にも触れており、沖縄について深く考えさせられました。

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    Posted by ブクログ 2011年11月18日

    『甘粕正彦 乱心の曠野』で、20世紀前半の満州の世界に浸らせてくれた、佐野真一。
    この方は著作が多いのですね。
    書店の文庫コーナーをさまよっていたら、沖縄に関する、この上下巻の著作が平積みされていました。
    沖縄のいくつかの島でダイビング経験のある僕は、衝動的に?手に取っていました。
    戦争や基地という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月04日

    最後に救いがある気がした。全てに表と裏がある。その裏は、少しづつ改善されらば、いい。表は、出来る限り残せばいい。

    0

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