ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
年収400万円以下だと、将来「下流老人」に!? 約600万人が一人暮らし、うち半数は生活保護レベルの日本の高齢者。Nスペ「老後破産」でも話題となった老後崩壊の衝撃を、テレビ、新聞、ネットで今最注目の著者が描く。初の新書。
アプリ試し読みはこちら
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
2015年の新書だが、まだまだ新鮮に読める。 一部の貧困層だけではなく、今は大丈夫と思っている大多数の日本国民が老後に破産し、健康で文化的な最低限の生活さえも送れなくなる可能性があることに警笛を鳴らした本。 資本社会である限り、貧困は個人のせいではなく、社会のせいである。というのが著者の一貫した主張...続きを読む。そのため、年金で足りない分は、生活保護をもらうことをためらってはダメ。高齢者になるまで、税金を払ってきているので、生活保護を受ける権利はある。 日本人で問題なのは、社会から施しを受けるのは嫌、親族に迷惑をかけるのは嫌という理由で生活保護以下の生活をし、孤独死をしてしまう老人が多いということ。自己責任論、生活保護受給者叩きなどは、日本特有の概念。 著者の主張は非常に理解できるし、納得できる。日本の社会保障について考えさせられた1冊。ただ、中流階級の自分からしたら、年金だけでは足りないのは分かってることなので、老後の準備はやはりやっておくべきだし、自己責任だよなぁ、不公平だなぁというモヤモヤ感は否めない。私も漏れなくthe日本人的な感覚。もう少し広い心を持たないとな…
日本の高齢者の問題、特に経済面に関する問題がよくわかりやすく書かれている。現在の若者の多くは下流老人と化す。非正規雇用がこんなに増えるとは誰も思わなかったし、婚姻率も下がり、老後を助けてくれる子供も生まない人々が増えてきた。即効性のある解決策は難しいであろう。しかし現実を理解することが何より大切であ...続きを読むる。
「老後はなんとかなるだろう」という特に根拠のない楽観的な考えが、本書を読むとできなくなる。病気にかかったり、子供が引きこもりになったり、両親を介護する必要に迫られたり、失業したり、、、と100年時代には長く生きる分だけ様々なリスクがつきまとう。誰でも下流老人となってしまう危険性があることがわかる。ま...続きを読むた、生活保護の申請方法など社会保障の知識は、もしもの時に重要だと思うし、読んで損はないと思う。
うひょー!今後考えたらこーぇーょー 筆者の言ってることが解りやすく尚且つ腑に落ちる 今後大幅な見直し等が必要。でも楽しく生きようぜぃ
知らないってことは、恐ろしいことです。 40代後半の私にとって、色々と考えを改めなければなりません。 今現在、何とか普通に生活出来ていても、将来下流化する可能性は大きいんですね・・・ 自分の事も心配だけれど、それ以上に子供の世代がどうなるのか? そっちの方が、もっと心配です・・・
日本国内の格差と社会保障制度の漏れ、その犠牲となる老人について学べます。 どうしても分断化された社会においては、政治的には老人優遇、将来のことを考えれば若い人たちを考えろ!と老人を単なる負債•コストと捉えがちです。 相対的に見て老人の方が、、、という考え方に一理ありますが、膨大な量の老人たちが苦し...続きを読むい生活をしている実情を知ることで、日本という国のバッファが急速に無くなっている実情を知れました。
私達夫婦も既に仕事を辞めて、昨年、旦那が詐欺にあい、 お金をだまし取られてしまいました。幸い今のところ貧困に陥ってはいませんが、もしまた何か起きたら危ないですね。 生活保護をもらっている人の事を、私の父が見くだしたような感じだったことを思い出しました。でも、私は消費税も払っているし、必要なら堂々と申...続きを読む請しようと思います。
高齢者にばかり税金を使うのではなく、若い世代に投資すべきだと思っていた。しかし、予期しなかった様々な要因によって、誰でも下流老人になってしまうと知った。そのため、高齢者支援も必要であるし、生活が苦しくなった際は生活保護も積極的に活用すべきだと強く感じた。自分も十分に下流老人になる可能性があるため、今...続きを読むからしっかり対策していきたい。
将来ほとんどの人が下流老人となるという言葉にはインパクトを覚えた。 生活保護制度があるにも関わらず、日本は生活保護を受ける人に冷たい視線を与える。 それによってなかなか申請することが難しいというのもよく分かった。 ぎりぎりまで我慢をし、どうにもならなくなった時には死の直前ということもあるという。 ...続きを読むしかも、下流老人になるのは貯蓄がなかったから、怠惰な生活を送っていたからではないということもこの本を読んでよく分かった。 さぁ、ここから自分はどうするか。 自分の老後のためにいかに蓄えておくか。 歳を取ると、病気などによって莫大なお金が急に必要になることもある。 一生安心して暮らしていけるようにするためには、今から考えて行動していかなければならないと思った。 そして生活保護制度を見直し、本当に困っている人が安心して申請できる世の中になってほしい。
■下流老人がみて「ああなりたくない」というマインドが若者にできてしまい、それが貯金→消費抑制→経済悪化になってしまう ■親世代が下流老人になることで、それを支える現役世代まで共倒れとなってしまう。このように下流老人によって現役世代にも影響が出てしまう。 ■この国が抱える種々の社会問題、こと貧困に関し...続きを読むては蜘蛛の巣のようにあらゆる方面にリンクしているのだ。そこで「下流老人に対する支援より、子供の支援を充実させるべきだ」とか「他に重要な政策があるのだから、我慢してもらうしかない」といった一面的な感情に基づいた二者択一論は、意味をなさないどころか、社会全体に貧困の綻びを拡大させる恐れすらある。 ■下流老人は、誰にとっても他人事ではないということ ■平成25年の給与所得者の平均給与は414万円。平成9年は467万円。15年間で50万円以上も年収が減っている。そして非正規雇用と相まって今後もこの減少傾向は続いていく。 ■関係性の貧困を克服することが重要。繋がりを大事に。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
下流老人
新刊情報をお知らせします。
藤田孝典
フォロー機能について
「朝日新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
棄民世代 政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす
コロナ貧困 絶望的格差社会の襲来
知りたい! ソーシャルワーカーの仕事
試し読み
脱・下流老人 年金、生きがい、つながりを立て直す
中高年ひきこもり―社会問題を背負わされた人たち―
貧困クライシス 国民総「最底辺」社会
貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち
未来の再建 ──暮らし・仕事・社会保障のグランドデザイン
「藤田孝典」のこれもおすすめ一覧へ
▲下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 ページトップヘ