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Posted by ブクログ 2022年10月28日
ワシントンDCで女性の連続殺人事件が起きる。警察官のロンとウィリーが事件の謎を追うという、アメリカのハードボイルドもののミステリの空気が漂う。が、突然、"恐竜絶滅の謎”に関する論文が繰り広げられ、気付いたときには、脱獄不可能とされるアルカトラズ監獄からの脱走劇が繰り広げられることに。やがて...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月12日
上巻で、これからどうなっちゃうんだ〜と思った結果、下巻はミステリーから脱獄サスペンスになり、ファンタジーになり、エピローグで突如全てがまとまった!
歴史ある劇場で、正統派クラシックを聴こうとかしこまっていたら、はちゃめちゃで楽しいラプソディーが始まり、最後には天井も壁も飛んで行っちゃった!というよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月18日
最初からは想像もつかない結末。こんな話の組み立て方があるのか!!
エピローグに全てが集約。こんな濃密なエピローグは初めてだ。下巻、何を読まされているのか?何が目的なのか?ずっとそんな考えの中読み進めていた。
趣旨からいっていい話だったな、とは表現できない。したくない。
しかし島田荘司の力量を思い知る...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月17日
猟奇殺人の犯人が捕まった、と思ったら孤島の監獄に収容され、脱出したと思ったら、不思議な世界で、気付けば原爆の話になって……、最後にやっと、オチが分かる。
解説で伊坂さんが語っていた「何がいるのか分からないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような感覚」...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月11日
猟奇殺人事件の犯人・バーナードは、凶悪犯の巣窟アルカトラズ刑務所に収監され、やむ得ず脱獄劇に巻き込まれる。その行き先は不思議な街・パンプキン王国だった。
解説の伊坂幸太郎氏の「僕には書けない」という言葉が的を得ている。まさか、まさかの展開が次から次へと起こり、最終的にはストーリーが破綻することなく、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月25日
猟奇殺人の犯人が捕まり、アルカトラズの牢獄に入れられる。そこで脱獄に巻き込まれ…と、気になる展開でワクワク。
その後の展開が突然ファンタジーでなかなかついていけず。
最後まで読んで、え、ああ…そういうこと?となるが、あんまりすっきり腑には落ちなかった。すこし、無理やりだったような?
解説は伊坂幸太郎...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月23日
よく、こんな小説を書くな、という、なんとも言えない読後感。あとがきにも書かれているが、ネジ式ザゼツキーに近い印象。
上巻のミステリータッチから一変、アクションものになり、まさかのSFファンタジーか、と思いきやエピローグでまとめられる。
賛否が分かれそうな小説だが、先が気になり読ませる。不思議な小説...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月14日
先行する島田作品で連想できるものはある。
が、より自由でよりワンダーがある。
つまり異世界に飛び込んでしまった戸惑いや、そもそも恐竜についての考察も単純にわくわくする。
ミステリとしての前半部って、要るか?
という素朴な疑問もないわけではないが。
それこそ伊坂幸太郎のいう「ミステリという枠にはくくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月26日
上巻で示された論文と容疑者。
下巻では舞台が表題でもあるアルカトラズに飛びます。
自分としてはいきなりな展開に感じましたが、この段階ではまだついていけました。
ただ第4章のパンプキン王国となると、突然のファンタジー展開についていけなくなってしまいました。
確かに文章としては読みやすく引き込まれるの...続きを読む
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