ジョーカーの国のアリス～サーカスと嘘つきゲーム～: 5

藤丸豆ノ介 / QuinRose

檻越しに見る姉の姿と帰りたかった元の世界、自覚し始めたブラッドへの恋心に悩むアリス。そしてその裏では、アリスが原因でジョーカーとペーター達の攻防が繰り広げられていて――。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: ZERO-SUMコミックス
• シリーズ: ＜QuinRose＞アリスシリーズ
• ページ数: 177ページ
• 電子版発売日: 2015年05月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 117MB

[ブクログ · ★★★★☆]

いやー。やっぱり藤丸さんの漫画って痒いところに手が届く感じでとっても好きです。
今回のブラッドなんか可愛かった。

[ブクログ · ★★★★★]

話としては「やっとアリスが自覚した」の一言で終わってしまうんですが、
アリスが自覚する、答えを導き出す（？）までの仮定の心理描写に感動して思わず泣きそうになりました。
この作者さんの心理とか表情の描き方はほんとに素敵ですね。線が以前より太くなった感じがしますが、それもまた良し。
アリス以外のこの方の作品も見たてみたいのですが……

という個人的感想は置いといてアリスですが、ほんとに可愛いです。アリスが元の世界にこだわって自分が不思議の国に居残ると決めたはずなのにまだ迷っているという傲慢（？）さに気付くところとか、本当はきっぱり決断できたらいいのにできないとか、悩みにとても共感します。アリスみたいな悩みを持つ乙女（乙女……？）にとっては読んでてジーンときます。

つまるところどうやらブラッドルートみたいですが、もうブラットは置いといていいです（え）
後ろでうさぎさんと騎士が動いているのが気になりました。四巻当たりではジョーカーの独壇場っぽかったですが、今回はそれほどでもない……ような。騎士の役目の伏線がいまいちよくわからない（察しの良い人ならわかるのでしょうか）し、騎士がアリスに告白しているシーンが帯に載ってましたが、あれって……恐らく限りなく本気に近いですよね？　人によって解釈分かれそうですが。騎士目線としては、アリスが迷っている状態でないと、処刑する結末になるよう……です。ヒントは四巻の男の子との会話にありそうでした。

とにかく、良かったです。こんな風に心理描写描くのは大変かと思います……まぁ、ひたすらうじうじしている回なので、そういうのが駄目な人はあまり共感できないかもしれないですが、私もうじうじタイプなので、非常に、楽しかったです。笑

[ブクログ · ★★★★★]

ネタバレっぽい推測含む。

豆さんの書いた表情が好きです(かなり唐突な告白)。
今回、アリスよりブラッドの表情にドキドキしました！
なんだこの子かなり可愛い/////

やはりブラッド落ちなんすかね？