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名探偵エルキュール・ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしい――原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中篇がついに登場!
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Posted by ブクログ
クリスティーの長編が好きな人には物足りないかもしれないが、これはこれで、短くまとまっているので、気軽に読めていいと思う。長編疲れしてきた頃に読むと、いい息抜きになる。
長編「死者のあやまち」の原型となった、中編一話が収録されている。 「阿房宮」だけで憶えていた私は初め、ミス・マープルの阿房宮と混同していた。 あちらは、「グリーンショウ氏」の阿房宮。ポアロは、「ポアロとグリーンショア氏」の阿房宮。編集と訳者さんの苦労が偲ばれる。 死者のあやまち版はかなりの長編だった...続きを読むが、こちらはコンパクトにまとまっている。しかし登場人物も、話の筋も同じ。読後の満足感は……時間が取れないけどアガサが読みたい!となったときにはこちらに軍配が上がるか。じっくり時間をかけて一冊の本にとりかかるなら、死者のあやまちをオススメする。
死者のあやまち」に比べると、だいぶスリム。ストーリーは同じでこの薄さなのだから、そりゃあどこかは削がれているわけで、それは人物造型ってことになるかな。ポアロにお茶にお砂糖を3杯だか4杯だか入れてほしかったら「死者のあやまち」を、ということになるかな。 しかしストーリー的に必要なものは充分揃っている...続きを読む。 最後に付いているジョン・カラン「アガサ・クリスティーとグリーンショアの阿房宮」で明かされる創作過程が面白かった。
「死者のあやまち」の原型中篇。 マシュー・プリチャードクリスティーの孫)のまえがきで、デビッド・スーシェ主演のドラマ版のラスト撮影が、「死者のあやまち」で、舞台のモデルであるグリーンウェイで行われた事に言及していたのを感慨深く読んだ。
今年の1月に初めて刊行されたアガサ・クリスティーの未発表作品、ということで一も二もなく購入したけれど、 よくよく説明を読むと、 既に発表されている作品の原型になったものだったらしい。 とはいえ、出版社(業界)の都合で強い思い入れのあった作品が発表できなかったという事実は在り、 また、今作を基に長編に...続きを読む膨らませたという「死者のあやまち」が未読だった私にとっては実に新鮮に楽しんで読めた。 実はオリエント急行以外ではヘイスティングスの出てる作品しか読んだことがなかったんだよなぁ。 クリスティブームが再燃したのを好機に、未読のポアロシリーズやクリスティの自伝も読んでみたい。
短いのにトリックも大胆でやはり予想もつかず面白い。 だが、短いのに登場人物が多くあまり重要でないと思われる登場人物もいたので物足りなさを少し感じた。未発表の作品だから少し仕方ないだろう。
アガサクリスティの未発表作品として販売された中編小説。 学生時代の趣味はいくつかあるが、古本屋を巡り、インターネットでダウンロードしたアガサクリスティの索引を手にしながら、出版社には拘らず女史の作品を集め回っていた頃がとても懐かしい。 そんな中、クリスティの未発表作品があると聞いて心がときめい...続きを読むた(表現が恥ずかしい)のはいうまでも無い。 後に「死者のあやまち」の原型となった作品で、打ち切りの様な形だったものをまとめた様だ。 それでもクリスティファンには嬉しい作品で楽しく読む事が出来た。 相棒はオリヴァ夫人であり、彼女のパワーに圧倒されながらあっという間に読み終えてしまった。 この作品を題材にした「死者のあやまち」と比べてしまうと、明らかに後者の方が面白いのだが、やはり全ての作品を集めた上で(全部は読破できていない。いずれ新品で買い揃えたい)新しく刊行されると嬉しさが勝ってしまう。 作中の導入や序盤の進み方はやはりクリスティ。圧倒的だ。
後に長編へと生まれ変わる作品だそう。 確かにサラッと進む物語はちょっと物足りないかも。登場人物をインプットする前にポアロの謎解きが…。 でも久しぶりに読んだポアロの雰囲気は味わえました。次はガッツリ長編を!
アガサの未発表作であった中編を出版したもの。 ポワロは相変わらずポワロだけど、謎解きのエビデンスがすくなく中編のせいか裏付けに乏しい。 未発表たる所以はそのあたりにあるのかなぁ。
ポワロシリーズの「死者のあやまち」の元になった作品。近年になって発見された幻の中篇だそう。死者のあやまちを読んでいたけど、これはこれで気楽に読めておもしろかった。詳しい部分が知りたいときはやっぱり死者のあやまちを読むのがオススメ。
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ポアロとグリーンショアの阿房宮
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アガサ・クリスティー
羽田詩津子
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