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Posted by ブクログ 2013年08月31日
この巻もサクサク進んだ。ほとんどが同じ司馬遼太郎作品の「関ヶ原」にて描かれているものばかりであり、それを伊右衛門(山内一豊)の立場から描いているに過ぎないからである。
以下に興味をひいた点を引用したい。本巻は何故か前2巻に比べて少なかった。司馬氏、千代の賢母描きに息切れか!?(笑)。
・千代...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
秀吉の晩年における園遊会、そして、醍醐の花見は、彼の華やかな性格を大いに現わす場面である。人心掌握の才能は天性のものだろう。その秀吉没後、石田側か、徳川側か、どちらにつくべきかを迷う一豊に、千代の助言が例の如く反映する。政治的な誠意の示し方など、千代が大名であったら完全に日本の一時代を築けたのではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月02日
秀吉の死と家康の蜂起。歴史の転換点に山内一豊の妻千代の機転。特に石田方の書状を未開封のまま家康に渡すようにする才覚は秀逸と感じた。
最後の一文「事実、山内対馬守一豊といえば、大物でないにしてもすでに小物ではない」は司馬節が効いていてグッときた。
女性を主人公にした大河ドラマも多いが、北政所を主人公に...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月31日
読んでいくうちに、これは大河ドラマ映えするだろうな、という印象になる。
- 一人の男ではなく、夫婦での出世
- 実直な夫と、利発的な妻という構図
- 織田、豊臣、徳川と時流に沿って上司が変わる
- 歴史上の人物にありがちな短命ではなく、割と長期戦(20~50代まで)
主演仲間由紀恵だったらしい。妻...続きを読む
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