夜離れ

夜離れ

594円 (税込)

2pt

甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは……「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした〈私〉を襲った突然の不幸……「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは? ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。

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夜離れ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    黒くて怖い女性たちの短編集。

    ぞっとする主人公たちばかりではありますが、非現実的というほどではない。
    理性で抑えられないと、人はこうなる。
    そんな怖さを感じました。

    0
    2017年06月22日

    Posted by ブクログ

    乃南節! フルスロットルww
    はじめて著書を拝読して以来、いちばん好きな女性作家ですv

    結婚というテーマで統一してるとこがモノトーン(?)でオサレなので、お気に入りの一冊。
    ただし、内容はオサレどころか、相変わらずドロッドロww
    女性の奥に渦巻くコールタールのような「闇」が赤裸々にダダ漏れ!
    そこ

    0
    2010年08月04日

    Posted by ブクログ

    女性の嫉妬や思い込み、執念がめっちゃ深く描かれています。怖いくらい・・・
    これは最低やろ!!って思うような主人公達の”気持ち”や”行動”。でも自分のなかに絶対ないのか?ってゆわれたら、・・・。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    女性の心理の恐ろしさに焦点を絞った短編集。
    中でも「髪」が一番好きです。
    容姿の点で見下していた子がどんどん
    キレイになって、自分の影が霞んでいくときの
    焦りと嫉妬。
    絶対こういう心理って、女性にはある。
    エンディングで同じセリフを呟きたくなった人、
    絶対いるはず。正直私もその一人。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    男性に執着し結婚が幸せと信じて振り回される不幸な女性たちの話。
    一見リアルには起こらなそうな話ばかりだけど、一方で心境や振り回される感じはリアルそのもの。
    小説を読んだ後に心が洗われる感覚は全くなく、むしろ見たくないし見せたくもない汚い部分をまざまざと見せつけられる感じ。
    人に幸せを委ねるから振り回

    0
    2020年10月31日

    Posted by ブクログ

    「4℃の恋」「祝辞」「蒼い夜の底で」「髪」「枕香」「夜離れ」の6編の短編集が収録。
    「祝辞」と「髪」「枕香」は、他の短編集でも読んだ記憶が。

    0
    2017年06月25日

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に読んだ小説。
    この作品で短篇集がすごく好きになったかもしれない。あと小説ってすごいなあって思った。

    0
    2015年06月16日

    Posted by ブクログ

    女の怖ーい面にフォーカスした短編集。どれも結婚が絡んでいる。どれも面白いが特に「祝辞」の驚きのエンディングと、ストーカー女の登場する「青い夜の底で」は素晴らしかった。表題作「夜離れ」の主人公だけが少し違った感じで、この作品で終わっているのがなんともニクい構成。

    0
    2014年04月17日

    Posted by ブクログ

    再読。
    女性の嫉妬心、猜疑心、思い込み、底意地の悪さなどを書かせたらピカイチ。
    どの作品も面白かった。

    0
    2012年01月22日

    Posted by ブクログ

    読みながらゾクゾクする。
    フィクションだ・・・と思いながらも共感できてしまう女の怖さ。
    解説が秀逸。
    人は自分を受け入れることを、人生を通して向き合っていく運命なのね。

    0
    2009年10月07日

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