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国際的な作家である長江古義人と建築家の繁。この「おかしな二人組」は幼い頃から因縁があり、時を経て病院のベッドで再会を果たす。老人の愚行としてテロを画策する繁に巻き込まれていく古義人は、組織の青年達と精神の触れあいを深めながらも、「小さな老人(ゲロンチョン)」の家に軟禁されるのであった。二人の行き着く先には。
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Posted by ブクログ
僕はこれまでずっと大江健三郎を誤解してきてしまったようだな、と。今年は大江健三郎を読み進めて行きたいなぁ、という気になった。面白かったなぁ。何だ、この話の入れ子構造というか、私小説とフィクションとさらにさらにっていうこの感じ。すごい新鮮。小島信夫をよりスマートにしたような感じといえばそんな感じか。い...続きを読むや、でもこれだけでそんなことまで言ってしまうのはきっと早計だろうな。でも、大江さんの文章を読んでいると小島さんの文章っていうのがとてもとても人間くさくて、逆に小島さん、読みたくもなった。これは何の相乗効果か。。。あー、自分はまだ世界の何も知らない。ということをこうやって知らされる度にゾクゾクする。そして、もっとゾクゾクさせてくれ、と思う。(10/3/14)
私小説が嫌いという人がいることは知っているけど、この物語なら純粋にその人の人生を一つの戯曲として受け入れれるんじゃないかと。 それはやっぱり「対の形式」が主観と客観を螺旋状にねじられているので、そのスパイラルが読み進める推進力になっているとおもう。 年齢を重ねた自分の人生の受け入れ方を「詩」という祈...続きを読むりに意味づけしていくのが、味わい深さになり、10年毎に読みたいな。
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大江健三郎
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