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Posted by ブクログ 2020年03月23日
◯山、川と読んで、順不同ながら三冊目を読み終わった。海の生成についてのみ扱うのかと思いきや、そこは地学の本、やはり幅広く地球に関して扱われており、どちらかというと、地球の始まりから終わりまで、というタイトルの方がピッタリきそうな印象だった。
◯第二部の終わり、悠久の時の中でその姿を変えてきた地球を思...続きを読む
地球の成立、海の出来上がりから将来の海が消えてゆくまでの壮大な物語を分かり易く書いてある。
特に海の消滅を書いた最終章は読みごたえがあった。
Posted by ブクログ 2016年08月30日
水の惑星と言われる地球。その水の大部分は海にあるが、本書では、その海の地球史的な変遷と、プレートテクトニクスを基本とする海洋地形の形成について大きなスケールで描かれている。原初の海に発生したシアノバクテリアが当時の生物にとっては有害な廃棄物であった酸素を生産し、その活動によって現在のような窒素と酸素...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月07日
同著者による『山はどうしてできるのか』と併読しました。どちらも、山や海を語りながら、地球の歴史を紐解いていく作りになっています。それだけに、飽きずに楽しく読むことが出来ました。
初めて知ったのが、第4部「海のゆくえ」に書かれていることです。まさか、このあと海がなくなっていくかも知れないというシナ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月04日
地球がどうしてできたのか、そして海はどうしてできたのか。たくさんの仮説があって、そしていま支持されているのはこういう説だ、という本。現在のような海が、いかについ最近できたものなのか、ということが、そしてそれ以前はどんな世界だったのか、知っていたつもりでも知らなかったことばかり、あるいは想像を至らせな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月20日
海の誕生を語るには、宇宙科学と地球の歴史を知る必要がある。海の歴史を語るには、分子化学と生命の誕生を知る必要がある。海の形を語るには、物理学とプレートテクトニクス論を知る必要がある。
海の全てを知る事とは、この世の全てを知る事と同義なのではないかと勘違いするほどの深淵を、新書一冊にまとめあげたのが...続きを読む
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