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Posted by ブクログ 2019年07月19日
「信と不信」の狭間で揺れ動くガラシャの描写がとても好きです。「信と不信」はこの物語の核でもあり、光秀、忠興、キリスト教、そして最後に自己を信じるか否か、その心理描写が内省的でありながら軽やかな筆致でつづられています。
「見つめることは傷つくこと」、「互いに愛し合っていた故に別の世界にいることを確かめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月20日
細川ガラシャ。戦国時代を生きた女性の中でも好きな人だ。やはり凛としていて潔い。
随分前だが、ガラシャが幽閉されていた味土野に行ったことがある。行き着いたところは道の終わり…山の中。ガラシャがいた証の碑がそっと建てられていた。こんなところに何年もいたなんて…とガラシャの気持ちを思わないではいられない...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月13日
歴史小説ではありますが、心理描写が多くて読みやすかったです。
主人公のガラシャは、この話では現代人にすごく近い感覚を持っている女性。
決して自由とは言えない身分ある立場でいて、それでも己の信仰を貫かんとする姿勢が眩しく美しかった。
しかしそれ故に相容れなくなっていく忠興との愛の擦れ違いが切ない。
時...続きを読む
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