白狐魔記5 天草の霧

白狐魔記5 天草の霧

1,650円 (税込)

8pt

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

九州島原でキリシタンが蜂起した。江戸幕府から鎮定の命を受けた諸藩の軍が結集する中、白狐魔丸も一人の忍びの行方を追って島原へと赴く。そこでは圧政に苦しむ百姓たちが救世主を求め、一人の若い男を熱狂的に崇めていた。その男の名は天草四郎。なんと白狐魔丸も知らない技を操る、術の使い手だった…。狐の目を通して人間の歴史の不条理を見据えようとする意欲作。作者のライフワークともいえる骨太の大河ファンタジー。

...続きを読む

白狐魔記 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 白狐魔記1 源平の風
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになったきつね、白狐魔丸の人間探求の物語。第一巻にあたる本書では、世にいう「源平の戦い」にまきこまれたきつねが、兄頼朝に追われ落ちゆく源義経一行に同行、武士の無情を目のあたりにする。
  • 白狐魔記2 蒙古の波
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 斉藤洋ライフワークとなる時代小説シリーズ “白狐魔記”第2弾。一作目『源平の風』で源氏と平家のむなしい戦いを目のあたりにしたあと長い眠りについた白狐魔丸は、八十五年ぶりに目をさます。時は鎌倉時代。九州には元の船がおしよせ、日本に攻め入らんとしていた。元寇の時の様子を詳しく絵巻にした『蒙古襲来絵詞』の制作者として有名な竹崎季長を、今回はもう一方の主人公にたて、斉藤洋ならではの時代ファンタジーが展開される。
  • 白狐魔記3 洛中の火
    1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悪夢で目覚めた白狐魔丸は、京の町で、十蔵という男に出会う。彼は、楠木正成の間者であった。十蔵に勧められ、楠木正成に会う白狐魔丸。正成は白狐魔丸をキツネと見破る。正成はこれまでの侍のタイプと違っていた。好きな主君のためでもなく、自らの土地や家族のためでもなく、それでも命を懸けて主君の無理な要求に応じようとしていた。しかも頭の勘も人一倍いい。白狐魔丸には、これほどの男が、なぜ、主君後醍醐天皇の言いなりになるのがわからない。一方、キツネの化身雅姫は自分の思い人を死にいたらしめた護良親王の暗殺を企てていた。
  • 白狐魔記4 戦国の雲
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白駒山の仙人のもとで修行をつみ、人間に化けることができるようになった狐・白狐魔丸が、「人間とは何か」を追い求め、旅を続ける人気シリーズ、待望の第4巻。今回の舞台は戦国時代。室町幕府を倒し、「天下布武」を掲げて勢いを増す織田信長。信長に師匠を殺され、仇討ちを誓う鉄砲撃ちの少年・不動丸。さまざまな人間が交錯し、一人一人の思惑が複雑に絡まりあいながら歴史が動いていくさまを、ダイナミックに描いた力作。
  • 白狐魔記5 天草の霧
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 九州島原でキリシタンが蜂起した。江戸幕府から鎮定の命を受けた諸藩の軍が結集する中、白狐魔丸も一人の忍びの行方を追って島原へと赴く。そこでは圧政に苦しむ百姓たちが救世主を求め、一人の若い男を熱狂的に崇めていた。その男の名は天草四郎。なんと白狐魔丸も知らない技を操る、術の使い手だった…。狐の目を通して人間の歴史の不条理を見据えようとする意欲作。作者のライフワークともいえる骨太の大河ファンタジー。
  • 白狐魔記6 元禄の雪
    1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸へ赴いた白狐魔丸は、城からただならぬ気が漂ってくるのを感じる。その気の正体を調べていたさなか、事件は起こった。江戸城内で浅野内匠頭が吉良上野介に斬りつけたのだ。その場に居合わせた白狐魔丸はとっさに体憑依の術をかけ内匠頭の手を止めたが、そのことから事態は思わぬ方向へ転がっていくーー。浅野家家臣の大石内蔵助や大高源吾、吉良家の家来・清水一学ら様々な立場の武士がそれぞれの思いを抱きつつ、否応なく一つの流れに巻きこまれていく悲劇を、狐・白狐魔丸の目を通して描く。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

白狐魔記5 天草の霧 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    話が通じない人に何を言っても分からない、間違いを指摘しないなど会話術や接し方も学べる本なのだとここまで読んで理解するが当初から一貫して人に対する態度は変わっていない白狐魔丸。
    最終巻に近づくにつれて白狐魔丸が人間の何を学んだか、どうなるのか知りたいがまだ終わって欲しくない。歴史書というより人の本質や

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    しらこまに弟子ができたり、仙人がてんじくから帰ってきたり、ドキドキすることが多いお話だった。
    天草四郎は、自分はキリシタンの神の子だと言っていて、水の上を歩くという、しらこまには使えない術を使える。でも、自分のことを信じすぎていたのかな。結局死んでしまった。
    みんな、死んじゃったら天国とか極楽に行け

    0
    2022年08月19日

    Posted by ブクログ

    ついに・・・ついに全巻読んだぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

    0
    2016年11月08日

    Posted by ブクログ

    白駒山の仙人のもとで修業し、不老不死と人間に化けることができるようになった狐の白狐魔丸。
    そんな白狐魔丸のもとへ、南蛮堂煙之丞となのる人間が弟子にしてくれとやってきた。断っても立ち去らない。仙人から教えるように言われしばらく修業させつつ共に京へと向かったが、用ができ、九州へむかうという。気になった

    0
    2012年09月15日

    Posted by ブクログ

    白狐魔丸がどんどん意志を持って行動し始めました。
    それにともないどんどん力が強くなってくる。
    それでも仙人や、雅姫にでさえかなわないから、それがいい。
    特に仙人のような、絶対の存在というものがいい。でもそれは宗教とは違う。今まで人と人との殺し合いについて考えてきた白狐魔丸が、宗教ってなんか変なものだ

    0
    2010年04月02日

    Posted by ブクログ

    5巻になる本書はシリーズの中では長い方で、天草の乱を中心に比較的短い期間の出来事をほとんど時間を飛ばさないでじっくりと描いています。シリーズの中でもこの巻は超能力バトル的描写が多めです。これまでの巻では超能力者がほとんど歴史の傍観者に留まっていたのに対し、ここでは歴史の流れ自体に関わっていることもあ

    0
    2019年03月02日

    Posted by ブクログ

    白狐魔丸の魔物としての成長を感じるお話でした。
    弟子が出来たり、久しぶりに師が帰って来たり。

    雅姫はいつも可哀想ですね。彼女のことを思うと切なくなります。

    0
    2014年04月21日

    Posted by ブクログ

    宗教家を送り込むのはその国を支配するため、といったかなりうがった?というか本質的な考察も書かれていて、ただの子供だましの歴史ものではないという感じ。とはいえファンタジーですが。

    0
    2013年05月31日

    Posted by ブクログ

    シリーズ5巻の「天草の霧」は、文字通り天草四郎が登場します。
    彼は、キリシタン一揆の大将として不思議な力の持ち主という設定です。
    物語の最初は、南蛮堂という名のタバコ売りの人間が、白駒山にやってきて白狐魔丸に弟子入りします。その弟子が旅に出るというので、白狐魔丸も同行しますが、途中から南蛮堂は「用事

    0
    2010年03月22日

    Posted by ブクログ

    九州島原でキリシタンが蜂起した。江戸幕府から鎮定の命を受けた諸藩の軍が結集する中、白狐魔丸も一人の忍びの行方を追って島原へと赴く。そこでは圧政に苦しむ百姓たちが救世主を求め、一人の若い男を熱狂的に崇めていた。その男の名は天草四郎。なんと白狐魔丸も知らない技を操る、術の使い手だった…。

    0
    2017年05月18日

白狐魔記5 天草の霧 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    偕成社
  • ページ数
    382ページ
  • 電子版発売日
    2014年09月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    39MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す