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Posted by ブクログ 2014年06月19日
文章の中身は全く文句なく素晴らしいのですが、巻頭部分にある地図が余りにも貧弱で隔靴掻痒の感ありです。例えば、合肥という地名は記されておらず、「三国志事典」(岩波ジュニア新書)ではじめてわかりました。でも、公安という所は両書とも記載されていません。それに、デジタル化の時代ですから、地名と人名の索引は別...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月05日
このころの周瑜は辛くて見てられないみたいなところがある。
間を持たせたり感動的な演出をしたりすることなくサクサクころしていく宮城谷三国志だけど、たまにしみじみとしてしまう記述があるのが救いかな。
劉備はもう失うことができないから、ひとつひとつの失策が大きく響いてくる。
長坂で大逃亡を繰り広げてた頃...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月01日
劉備とは何者か、第七巻ではその問いかけが重要な意味を持つ。華北にいた頃は呂布や曹操に勝てず、逃げ回ってばかりいた流浪の将にも、荊州では妙な後光が差し始める。赤壁において彼は呉の属将だったのか、それとも同盟者だったのか。この定義はその後の荊州南部と蜀の支配を正当化できるかどうかを判定する上で重要なポ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月08日
幸運は受けるだけでも触るだけでも得ることにはならない。何があっても離さない握力が要る。劉備が変わり始め。三国鼎立が形を成し始める時期。非常にドラマティックな時期であるはずなのだが、筆の運びは相変わらず淡々水の如しである。それでいて面白いのはこれまでにない全く新しい三国志だからであろう。英雄たちの理に...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月19日
着々と領土を広げる劉備。
そして、周瑜亡きあとも安定した強さを見せる孫権。
60歳を迎える曹操には、やはり彼らが脅威だったのだとは思う。
でもどちらにも義はないと思うんだよなあ。
他人が納めていた土地を奪い取って、勝手に領主になっているだけなんだから。
特に劉備に関して言えば、反曹操勢力の強い徐州...続きを読む
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