無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2015年09月01日
王朝の組織としての不健全さと機能不全が浮き彫りに。
梁皇后は善政を敷く気持ちがあったし聡明であったのに、何故兄の蛮行を見抜くことができなかったのか?身内だから目が曇ったのか、梁冀がずる賢かったのか。
曹操、袁紹、孫堅、董卓、劉備など、漸く知った名前が出てきた。
辺境で育ったからこそ中央の腐敗を冷や...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月15日
宮城谷版、吉川版、蒼天航路の3シリーズ併読の
「とことん三国志」、先行する宮城谷版の第2巻。
大帝国の長期政権はいかにして腐敗していくか。
マクロの視点では体制は「変わらないこと」で
自壊していくとなる。
ローマ帝国における共和制及び皇帝制の永き閉塞が
その象徴であろう。400年続いた漢帝国も同様...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月21日
第二巻は8代順帝の死後から11代霊帝期の黄巾の乱まで。ようやく通常にいう三国志時代が始まる。ということは、後漢王朝は衰亡の道を辿っていく。
民衆が反乱するということは、政権の信頼が喪われたということであり、第二巻の前半は前巻に引き続き、宦官と外戚の暴欲比べのようなものが続く。党錮の禁に象徴されるよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
終わりのほうでようやく曹操やら劉備やらが出てきました。
小説にはまりこむ、という感覚はあまり持てないでいるけれど、三国時代に突入していく、政局やら時代の迷走ぶりがなるほど!という感じで頭に入ってきます。
静かに読み進めたい本ですが、現在のところ、文庫本はまだ2巻までしか出てないので、単行本を読んじゃ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。