裁きの家

裁きの家

605円 (税込)

3pt

3.5

憩いの場でも許し合う場でもなく、エゴの衝突する裁きの場――現代の家庭とは何か。北都札幌を舞台に兄弟二人組の夫婦とその家族の内に渦巻く愛憎織りなす人間模様。愛の絆を喪失した現代人の孤独な内奥と原罪をつき、家庭のあり方を問いかける話題作。

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裁きの家 のユーザーレビュー

3.5
Rated 3.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    誰かからよくない噂話を聞いたときや、ネガティブなことを言われたときに読んで、気持ちの置き場所を確認しておきたいかも。

    商社マンの夫と、高校生と中学生の息子を持つ優子が主人公。
    夫の姉、滝江の浮気現場を目撃してしまう。
    滝江に恨まれて、夫を誘惑されたり、嘘をつかれたり、いろいろな嫌がらせを受ける。

    0
    2022年09月02日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに三浦綾子を読んだ。最初は稚拙に感じたが、やはりすぐにハマった。キリスト教に惹かれる気持ちは昔より薄れたが、やはり考えさせられる。

    0
    2013年06月02日

    Posted by ブクログ

    祖母から本を貰い読みました。

    衝撃的なラストが待っています。
    人間はなんて自分勝手で自己中心的なのでしょう。

    氷点のさらに上を行くような
    人間の嫌な部分が描かれています。

    0
    2012年01月17日

    Posted by ブクログ

    滝江と優子の間の皮肉や腹の探り合い、当てつけと比べるように、息子の修一と彼女の関子の心洗われるような会話が入る。優子はその会話を聞きながら、自分たちの生活に、誠実さや清さなど大事なものがかけていることを考え込まざるを得なかった。

    制度の改革より、人間の改革に興味があるんですよ。制度がいくら理想的に

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    自分も日々何かを裁いているのか。裁くほどの何かを持っているんだろうか?いや、持っていないと思う。そんなことを考えました。

    0
    2020年06月27日

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