山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門

山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門

1,078円 (税込)

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あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか──。あなたはこの問いに正しく答えられますか? 実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。(ブルーバックス・2012年1月刊)

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山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1078

    江戸時代に富士山を描いた安藤広重や谷文晁 らは、富士山の両側の 稜線 がなす角度を 85 度くらいの、直角よりやや小さい鋭角で表現しています。しかし近代に入ってから太宰治は「富嶽百景」という小説で、実際は鈍角で、およそ117~124度であると書いています。数学者にとっても富士山の稜線は関

    0
    2023年10月01日

    Posted by ブクログ

    歯ごたえがある読み物。でも図版や構成、文章など細かく工夫があって読みやすい。地球について知ろうとする人の欲求はすごい。山もまた地球の構造のひとつにすぎないので、山に登る趣味がまったくなくても、物理が全然ダメでも、地球に興味があるなら楽しめる。

    0
    2012年04月19日

    Posted by ブクログ

    ◯山がどうしてできるのか、というタイトルそのままに、山の生成に関しての説明がメインなのだが、今まで読んできた地学の本と比較しても、新しい知識が入ってくる感じではない。
    ◯ただ、プレートテクトニクスがかなり新しいもの理論であり、著者ですら大学時代に入ってきた概念という点は大変興味深く、また、プルームテ

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    2020年02月24日

    Posted by ブクログ

    山ができた理由がわかりやすく記載されている。
    いろいろあるけど、他の本よりはわかりやすいというだけで、めちゃめちゃ簡単というわけでは無い。
    知らない単語なども多いので、ゆっくり読み進めていく必要があるが、読み進めていけばだんだんと楽しくなっていく。

    0
    2019年09月10日

    Posted by ブクログ

    プレートテクトニクスの平易な説明を含むマクロな観点と、山を構成する岩石というミクロな観点を程よく取り混ぜて、山ができる仕組みが解説されている。
    それにしても、今では常識となっているマントル対流や大陸移動説が確立してきたのが、ほんの半世紀前だということには驚かされる。逆に言えば、これらは歴史的に見れば

    0
    2015年10月15日

    Posted by ブクログ

    この本を読んだ理由は二つ。
    ウエゲナーの評伝劇の資料として。もう一つは、山登りの楽しみのため。プレートテクニクスのとても分かりやすい解説。ウエゲナーについての新事実もわかった!

    0
    2014年02月22日

    Posted by ブクログ

     プレートテクトニクスに行き着く前の理論には,水成論,火成論,一斉説があり,そのご,地球収縮説や地向斜造山運動論などと呼ばれるものがあったなんて,初耳。
     現代の〈行き着いた理論〉だけではなく,歴史をさかのぼりながら,山を登るようにして,「山はどうしてできるのか」を説明してくれる辺りの編集は,なかな

    0
    2013年11月24日

    Posted by ブクログ

    「山はどうしてできるのか」・・・言われてみれば何でだろう? まぁ、今や中学生くらいでも知っている「プレートテクトニクス」によって、プレート同士がぶつかり合った結果ではあるんですが、この本では、それをもう少し深く掘り下げて、というか地球の深いところで起こっている「プルームテクトニクス」って説で説明して

    0
    2013年05月14日

    Posted by ブクログ

    突然、この山はこの岩からできていて・・・と語り始めるわけじゃなく、近い視点、遠い視点から、地球科学の歴史も掘り下げつつプレートテクトニクスとプルームテクトニクスを丁寧に説明し、地球に山ができたわけを解説する。後半は素人にはちょっと難しいけれど、良い本。

    0
    2012年09月16日

    Posted by ブクログ

    Google Earthを見ながら読むと最高!昔、プレートをホットミルクの上のタンパク質の膜にたとえた本があったけど、改めてなるほどなと感じた。私達は膜の上で暮らしている。

    0
    2012年05月05日

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