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あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか──。あなたはこの問いに正しく答えられますか? 実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。(ブルーバックス・2012年1月刊)
Posted by ブクログ 2023年10月01日
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江戸時代に富士山を描いた安藤広重や谷文晁 らは、富士山の両側の 稜線 がなす角度を 85 度くらいの、直角よりやや小さい鋭角で表現しています。しかし近代に入ってから太宰治は「富嶽百景」という小説で、実際は鈍角で、およそ117~124度であると書いています。数学者にとっても富士山の稜線は関...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月24日
◯山がどうしてできるのか、というタイトルそのままに、山の生成に関しての説明がメインなのだが、今まで読んできた地学の本と比較しても、新しい知識が入ってくる感じではない。
◯ただ、プレートテクトニクスがかなり新しいもの理論であり、著者ですら大学時代に入ってきた概念という点は大変興味深く、また、プルームテ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月15日
プレートテクトニクスの平易な説明を含むマクロな観点と、山を構成する岩石というミクロな観点を程よく取り混ぜて、山ができる仕組みが解説されている。
それにしても、今では常識となっているマントル対流や大陸移動説が確立してきたのが、ほんの半世紀前だということには驚かされる。逆に言えば、これらは歴史的に見れば...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月24日
プレートテクトニクスに行き着く前の理論には,水成論,火成論,一斉説があり,そのご,地球収縮説や地向斜造山運動論などと呼ばれるものがあったなんて,初耳。
現代の〈行き着いた理論〉だけではなく,歴史をさかのぼりながら,山を登るようにして,「山はどうしてできるのか」を説明してくれる辺りの編集は,なかな...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月14日
「山はどうしてできるのか」・・・言われてみれば何でだろう? まぁ、今や中学生くらいでも知っている「プレートテクトニクス」によって、プレート同士がぶつかり合った結果ではあるんですが、この本では、それをもう少し深く掘り下げて、というか地球の深いところで起こっている「プルームテクトニクス」って説で説明して...続きを読む
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