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Posted by ブクログ 2024年04月24日
友人を亡くした奥多摩の地底湖で謎の生き物と出会い、そこから環境活動団体に参加し…という話。
前半と中盤と後半の雰囲気が全然違うので飽きないまま先が気になってほぼ一気読み。
暗い地底湖は読んでて息苦しさを感じるけれど、そこでの不思議な体験の描写がとても好きだった。
篠田節子さんの描く、ちょっと不安にも...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月25日
スーパー林道が、
東京と山梨の接点で開発される。
その中における「環境を守る。」ということは、
重要なことであるが、
その運動の質はいかなるものか?
環境を守るためには、シンボルがいる。
内封性クジラがいた。
目がなく、白色化し、内蔵まで見える。
「不思議な力」を持ち、
人間とコミュニケートできる...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月02日
物語の焦点や世界観が度々変わり、思いもよらない結末になったため不思議な気持ちになった。幻想小説のような雰囲気を出しながらもリアルな泥臭い社会の現実を描き出している点に独自性を感じた。私が幻想小説が好きなこともあるのかもしれないが、物語めいた結末を予想していたため面食らった。主人公のその後を思うとやり...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月09日
サイエンスパニックホラーを得意とする作者の初期の頃の作品。熱帯魚の飼育が趣味という真面目な会社員の青年が遭難したダイビング仲間を探すために、奥多摩の地底湖に潜るところから物語は始まります。主人公の青年が湖の底で遭遇した大きなイルカのような未知の生物。水死した仲間の死因探しからいつしかこの生物の救出作...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月17日
物語にグイグイ引きこまれて
この後どうなるんだろうと、
ハラハラしながら読みました。
イクティが愛おしく切ない。
ただ主人公が物語最初の孤独な世界から
運動にかかわっていくことで
展開が変わりすぎで小説として中途半端な印象です。
ラストも悪くはないけれど
話の途中で、なんだか放り出されたように...続きを読む
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