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夭逝した明治の日本画家・河野珠枝の「朱鷺飛来図」。死の直前に描かれたこの幻想画の、妖しい魅力に魅せられた女性イラストレーターとバイオレンス作家の男女コンビ。画に隠された謎を探りだそうと珠枝の足跡を追って佐渡から奥多摩へ。そして、ふたりが山中で遭遇したのは時空を超えた異形の恐怖世界だった。異色のホラー長編小説。
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Posted by ブクログ
ホラーだったのか。こわかった・・・、すごく面白かったけど、ちょっと吐きそうだった。よくも悪くも朱鷺が印象深い鳥になった。そういえば、鳥って顔が怖いよね。くちばしも尖ってるし。普段は大人しいけれど、鳥って怖いな。考えたことなかったけれど、鳥って怖い。鳥は怖いな。読後悪かったらもっとよかった。
この後、篠田節子はずっとフォローしているけど、この頃の作品から受けた衝撃を超えていないような気がする。自分の感受性の問題もあると思うけど・・・
この著者は『女達のジハード』とやら有名な本を出しているようだが、読んだことはない。 一気に読み上げるほど面白かった。 途中男の言うところの信仰とか。 日本の土着?アニミズム信仰ってそういったものが多いと思った。 「朱鷺飛来図」見てみたいと切に思った。 朱鷺のまぬけな顔や丸い...続きを読む嘴を知っているからあまり怖いと思わなかった・想像できなかったと感想で書いている人がいたが、主人公達もそれを見て想像できないと言っていたのに、あのマヨイガ的空間で種を滅ぼされそうになるまえの攻撃をするあの姿とのギャップを描いた女史はすごいと思う。 寝たら攻撃してくるところはフレディの助力があったのか? いや、ま、その理由もあげられてはいます。作中で
篠田節子の傑作だと思っています。 朱鷺の美しくも恐ろしい姿が目前に迫る作品です。 鉛色の空、薄紅色の鳥、真っ白な雪を染まる鮮血、牡丹ではなく…地獄絵図。 まさに恐怖を実写化した物語だと思いました。
篠田節子さんのベスト一冊です。とにかく怖い。読んでる最中に何度後ろを振り返ったことか(怖すぎて・・・・)。
佐渡島に行くことになって、以前読んだこの本を思い出した。 内容はよく覚えてなかったが、美しくも妖しい朱鷺の飛ぶ姿が心に残っていた。 実際に島で見た朱鷺は美しく愛らしい鳥だったが、この小説の朱鷺は怪奇で恐ろしい。 100年前に夭逝した日本画家珠枝の絵に描かれた「朱鷺飛来図」は恐ろしい絵だった。 珠枝の...続きを読む小説を書こうとする作家と表紙を頼まれたイラストレーター葉子は佐渡から奥多摩へと調査し、恐怖の体験をする。
読み終わったもの備忘録。 確かに朱鷺って、天然記念物で絶滅したばかりに悲劇の鳥になっているけれど、赤い脚はちょっと迫力あるよね。 というところから、繰り広げられるミステリー。 篠田節っちゃんお得意の怖さ。 今ならCG使って、かなり怖い映画化ができそう(期待) 男性に素直になれない主人公と、...続きを読むガサツだけど優しい男の展開が少し古臭く感じるけど、そこがまたいい。
後半おどろおどろしい描写はあって、ひたひたと迫って来る恐怖は感じたけど、そこまで怖くなかったかな? イラストレーターの葉子と、バイオレンスとエロが売り物の流行作家美鈴のコンビが面白かった。 葉子は金髪ヴィクトリア風のイラストが売りなのに、逞しくてクール、一方の美鈴は大きな身体なのにちょっとお調子者で...続きを読む情けなくて、この2人のやり取りがユーモラスだったから、怖さが薄れたのかな。
コレこわッ!朱鷺と鶴なら赤江瀑に植えつけられた鶴に軍配なんだけれども、ひたすら怖い。ホラーとは思わず読みすすめて拍子抜けはしていたものの、ぐいぐい引き込まれてあっという間の1時間。折しも雪で断絶された(頑張れば帰れるけれど)集落にいるのである。このリアリティのある怖さが、やっぱりうまいなあと感心。ヘ...続きを読むタな人が書いたらスプラッターの出来そこないで、コメディにもなってしまいそうなのだが。どこに着地するか全くわからなかったから、まさか朱鷺が襲ってくるとは。
先日遡行した奥多摩の巳ノ戸谷あたりが舞台だと言うので読んでみた。凄く良くできたホラーで一気に読んだ。主人公2人の掛け合いもテンポ良くなかなか面白く、予感を残しつつ終わるラストも良かった。満足。トキの事少し詳しくなった。
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