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自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること――これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味で自由を知り、自由に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。よしもとばななさん推薦本!【目次】まえがき――「自由」に対する誤解/1章 人生の目的は自由の獲得である/2章 他者からの支配、社会からの支配/3章 身近に忍び寄る支配/4章 支配に対するレジスタンス/5章 やっかいなのは自分による支配/あとがき
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年06月16日
自由をつくる 自在に生きる。森博嗣先生の著書。私は自由が大好きで時として自己都合優先、自分の価値観優先で自分勝手に振舞ってしまうことがあって反省することも多いけれど、非常識人と後ろ指をさされるのも怖くて、どこか決まった枠組みやルールに自分自身を束縛してしまいがち。自分勝手な自分と周りの目を気にし過ぎ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月16日
自分が如何に不自由か、何によって不自由かを知ることから始まる、自由自在に扱える生きる秘訣についての本。
とても面白い。中高生から大人まで、ぜひ読むべきオススメの本。
他人の目や常識、社会のルール、人間関係、など。ありとあらゆるものに制限されて生きていることをまず自覚すること。そして、その制限や制約...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月30日
『すべてがFにる』を読んで森博嗣さんのファンになった。なので、彼の作品を可能な限り読んでみたいと思った。その一冊が本書である。だれもが、自由でありたいと思う。支配されていたいという自由もある。意識しているかいないかもあるが、自由とはどんな状態で、どんな心情なのか?森さんの思考の断片を垣間見れる本だ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月31日
支配されていることを自覚する。
この本を読んで、今までモヤモヤしていたことは「支配」されていることに対するモヤモヤだったのだと思う。そして私は自由に生きていきたいと思いながら、支配に甘んじて、安心している。そのことに不満も抱きながら、面倒で動かずにいた。
自覚して、方向を決めて、進んでいく。
森博嗣...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月09日
「用意された楽しさ」の弊害.「楽しさ」他者から与えられない,「楽しさ」は自分だけのものか?→「楽しさ」を伝達することで他者を楽しませることができるなどは共感.
また「楽しさ」を伝達する際,勘違いしてしまう危険として
・自分の「楽しさ」を人に伝達することで優越感を得る
・伝達する行為に使命感を見出す...続きを読む
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