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ひっそり暮らす不思議な女性に惹かれる大学生の鉄男。しかし次第に、他人とうまくつきあえない不安定な彼女に、疑問を募らせていき--。家族、そして母娘の関係に潜む闇を描いた傑作長篇小説。
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Posted by ブクログ
母と娘2人の闇を抱える家族の謎を、長女の彼氏と同じ視点でどんどん明らかになる。 情と憎しみが入り混じっている異常な家族関係。展開が読めず、続きが気になり一気に読んでしまった。 山本文緒さんの小説は本当に面白い!
門限が夜10時、私と同じでふと気になって手にとってみました。数時間で一気読みしてしまった。読み終わった後のなんとも言えない余韻が続く作品。 なんだか今までの生き方、考え方、家庭環境がさとると驚くほど似ている。 大切な本がまた一つふえました。
テーマは崩れた家族 母親と娘の確執 1995年の作品なのでこの類の小説としては 早い作品なのではと思う 母親の支配は厳しく 娘の精神は脆い 時折 回想する告解が入り 山本さんの作品としては珍しいのでは ミステリアスなストーリー展開 2002年映画化 大学生の健全そうな男子は バイト先のスーパーの客...続きを読むである美しい女性に恋をする 彼女は心身共に繊細 大学を中退し節約して家事をこなす彼女は 母親と妹と坂の上の戸建てに住む 教師である厳格な母親 奔放な妹 三人の関係を読むほど 家庭の異常さをみる 支配する母親も従属する娘も気持ち悪いのに この家庭やこの男子にもっと秘密があるようで 最後まで見届けてしまった
本のリサイクル市でぱっと目に入ってきたタイトルに惹かれて読みはじめたら、想像もしなかった不穏な気配に怯みつつも、謎めいた語り手に導かれ、どんどん深みにはまっていく。怖くて哀しくてやめたいのに引き返せない。最後まで読まずにいられないストーリー展開と情景をありありと想像させる文章はさすが山本文緒。新作が...続きを読む読めないのがつくづく寂しい。出版当時の記憶もないのだが、2002年に映画にもなっていたとの事。
どうなるどうなる?と展開が気になって一気読み!生き地獄のような理不尽な毎日に耐えるさとると、一見反抗しているように見えながらもちゃんとお金を入れているみつる…お母さんがこの人じゃなくてよかったと心から。限界って突然くるよね…
不思議な魅力を持つ女性・さとると付き合い出した鉄男。 あまりにも厳格な母親、奔放な妹、母親の顔色を伺いながら暮らすさとる。彼女の家庭環境のいびつさは、次第に鉄男の知るところになる。 皆イヤなやつで読後感がめちゃくちゃに悪い…なのに読めちゃう…
暗くてジメジメしていて、気持ち悪いのに、なぜかグイグイ読めてしまう不思議な小説だった。 「さとる」の恋人、鉄男くんと一緒に、この女3人の毬谷家に惹き込まれ、振り回されてしまう。 後半は読んでいて胸が痛かったけど、最後は衝撃的だったけど少しスッキリしたというか、ほっとした。 時期は不明だけど、山本さん...続きを読むはうつ病を患っていらしたことがあるそうだから、こういう言い方は良くないけど「狂った人間」のリアルさがあって、それもまた胸が痛かった。 真冬、雪が降る極寒の中で読むと、さらにまたリアリティが増す。12月のこの時期に、よくあっていた。
嫌な気分になる本。 でも読み進めて行くと止まらなくなる。 ある意味ホラーより怖いかも。 色んな人間関係あるけれど、なんだかんだと縁が切れない家族との人間関係が一番難しいのではと考えさせられた。 仕事が忙しい時や余裕がない時にはお勧めしにくい本です。山本文緒さんは、大人しそうだけど男性に依存したり掴み...続きを読む所がない女性像を描くのがとてもうまいですね。今回も唸りました。
家事手伝いをする24歳のさとるの門限は10時。 それを頑なに守っている。 さとると付き合うようになったスーパーのアルバイト店員大学生の鉄男から見たさとるの家庭は、普通ではないように思えた。 多少の家族の秘密はどこにでもありそうですが、さとるの家庭の問題はとても深く重い。 さとるはその被害者なのかも...続きを読む。 さとるの陰湿な雰囲気も、家庭環境にありと思います。 鉄男が救いになるのでしょうか。 物語の後の展開を想像しても、一筋縄では行かなそうな気がします。 みんなが今より少しでも幸せになれたらいいなと願ってやみません。
どんなに憎くても 家族っていうのは縁を切るのは難しい。家を出ていけば、いちようは丸くおさまることなんだろうけど、、、ここまで家に執着してしまうのはやっぱり病んでる気がする。 病んでる女を書くのほんと・・うまいーーーーー・・・ 途中まで展開がまったく読めないので、どんな秘密があるのかゾクゾクしまし...続きを読むた~~。盆に大量に読んだうちの1冊。
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