むかし・あけぼの 下 小説枕草子
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むかし・あけぼの 下 小説枕草子

814円 (税込)

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4.4

「心ときめきするもの」など、小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。そこには、共に過ごし、話に興じ、細やかな情趣を解してくれた中宮への憧憬と敬慕がある。中宮をとりまくはなやかな後宮の色と匂いと笑い声を、千年ののちまで伝えたいと願う、清少納言の夢が息づいている――。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年の時を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。

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  • むかし・あけぼの 上 小説枕草子
    770円 (税込)
    美しいばかりでなく朗らかで怜悧、文学的才能もゆたか、類まれな女主人・定子中宮に仕えての宮中ぐらしは、家にひきこもり、渇き喘いでいた清少納言の心をいっきに潤して余りあった。男も女も、粋も不粋も、典雅も俗悪も、すべてがあった。小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年の時を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。
  • むかし・あけぼの 下 小説枕草子
    814円 (税込)
    「心ときめきするもの」など、小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。そこには、共に過ごし、話に興じ、細やかな情趣を解してくれた中宮への憧憬と敬慕がある。中宮をとりまくはなやかな後宮の色と匂いと笑い声を、千年ののちまで伝えたいと願う、清少納言の夢が息づいている――。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年の時を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。

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むかし・あけぼの 下 小説枕草子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あの「枕草子」が溶け込んでいる小説。清少納言ならばこう思うだろう、こう言うだろうことを作者が想像力全開で書いている。散らばっていた人物像、流れ、つながりをくっきりさせていてわかりやすい。おもしろかった。また道綱母、紫式部、和泉式部、赤染衛門らの人物評もおもしろい。再度もっと自分の想像力をふくらませて

    0
    2016年07月15日

    Posted by ブクログ

    中宮が死んでしまうのは歴史的事実。それはわかっているけれど、中宮がしんでしまい、安泰だと思っていた清少納言の人生もかわっていく。清少納言は落ちぶれた、と言う話がおおいけれど自らその道を選んだような気もする。
    栄枯盛衰だなぁと思った。

    0
    2014年03月25日

    Posted by ブクログ

    「枕草子」をもとに、清少納言の生涯を描いた伝記的小説。
    臨場感に溢れ、喜怒哀楽がすなおに染み込んで来る内容です。

    聡明で優しい中宮定子(一般にはていし、ですがこの作品では、さだこ)のもとに仕え、この上ない幸せをかみしめていた清少納言こと清原海松子。
    995年、定子の父・道隆が亡くなり、その弟の道長

    0
    2013年09月19日

    Posted by ブクログ

    思わず涙が出る場面もありました。
    田辺聖子さんの、枕草子への愛を感じる作品。
    元々の清少納言らの結末は知っていたので、ラストはどのように書かれているのかとても興味深かったのですが、中途半端などになることもなく素敵なラストだとわたしは感じました。

    0
    2013年05月05日

    Posted by ブクログ

    『枕草子』は大好きです。
    きらびやかな世界しか書いていないから。
    けど、実際はかなりの厳しい状態になっていたハズ。
    きらびやかな世界を描いている清少納言が何を思っていたのか知りたかったので、これがちょうど良かったのです。
    清少納言は苦労したことを知らせたくはなかっただろうけど。

    0
    2024年01月16日

    Posted by ブクログ

    上巻よりよかった。中宮定子の周辺の悲喜こもごもな描写があたかも見てきたかのような秀筆。歌も多く、百人一首で有名な歌もさらっと描写して、くすぐりも最高。しかも男女の心の描写もうまい。お聖さんの真骨頂である。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    古典なのに(この言い方もおかしいのだけれど)おもしろい!
    高校のときに読んで今読み返してもおもしろい

    0
    2009年10月12日

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