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Posted by ブクログ 2013年09月08日
清少納言の生涯を描いた傑作。
なめらかで自然な文章で、すっかり引き込まれました。
歌人として評価されていた家系で、清原元輔の娘。
本名は不明だけど、この作品では海松子(みるこ)。
父親っ子で当時の女性としてはレベルの高い教育を受けていた。
橘則光と結婚。
この作品では、他の妻が産んだ子供を育てる...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
古典「枕草子」を現代風な語り口に。どうやら田辺さんと清少納言は共通点が多くあるようで(よそ腹の子供を育てた事とか)田辺さんの一面も垣間見られる気がします。その感覚は、現代とちっとも違ってなくて、共感する部分が多くて驚きます。それから、藤原道隆(道長の兄)一家の栄華物語でもあります。同時に読みたい本→...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月04日
古典強化お薦め品その4。
日本三大随筆に数えられる枕草子を、大胆にも小説として翻案。筆者である清少納言をこれほどまでに生き生きと魅力的に描ける作家もちょっといないのではないでしょうか。文字通りに1000年の時を越えて、
「好きと嫌いをはっきり言える、自我の強いヤなおばさん。だけど自分の憧れであっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月01日
『枕草子』を長編小説化したものだそう。
『枕草子』自体を読んでいないので、
どこまでが田辺聖子さんの解釈・創作なのかわからないけど、
清少納言の考えていることは共感できたしとても面白かった。
『枕草子』自体でも、清少納言がこのような考え方を
述べているんだったら、こんなに時代を経ているのにすごいなっ...続きを読む
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