大学の誕生〈下〉 大学への挑戦
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大学の誕生〈下〉 大学への挑戦

1,078円 (税込)

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4.5

日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。そのダイナミックな展開をつぶさに描く本書の下巻は、東京と京都の帝国大学との距離を縮めようとして、官立・私立ともに専門学校などの高等教育機関が充実してゆくありさまを見る。帝国大学はその数を増し、一方で、専門学校はそのなかに序列を生じていった。そしてついに、大正七年の大学令の成立により、現在につながる大学が誕生するのである。

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大学の誕生 のシリーズ作品

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  • 大学の誕生〈上〉 帝国大学の時代
    1,034円 (税込)
    日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。本書は、その黎明期のダイナミックな展開を二巻にわたって、つぶさに描くものである。上巻では、明治一〇年の「東京大学」の設立と一九年の帝国大学誕生の成立から説き起こす。その後、帝国大学が自己変革していくさまと、帝国大学に対するかのように生まれる官立・私立の専門学校の隆盛へと物語は進んでゆく。人と組織が織りなす、手に汗握るドラマ。
  • 大学の誕生〈下〉 大学への挑戦
    1,078円 (税込)
    日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。そのダイナミックな展開をつぶさに描く本書の下巻は、東京と京都の帝国大学との距離を縮めようとして、官立・私立ともに専門学校などの高等教育機関が充実してゆくありさまを見る。帝国大学はその数を増し、一方で、専門学校はそのなかに序列を生じていった。そしてついに、大正七年の大学令の成立により、現在につながる大学が誕生するのである。

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大学の誕生〈下〉 大学への挑戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2023/10/14 「大学の誕生」 天野郁夫☆☆
    大学に職を得て初めて読み解ける。新たな経験の有り難さ。(日赤も然り)
    本書は長く本棚に在ったが、Parisツアーでソルボンヌ大学に触れ、ヨーロッパにおける大学の成り立ちを考えたことから本書を手に取る。
    するとこれが面白い、作者の筆力に感嘆!
    一橋大

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    「大学」という制度が誕生するまでの歴史。国立大学と私立大学の設立経緯の違いが良く分かる。日本の大学を考えるにあたっては必読書だと思う。

    0
    2017年02月24日

    Posted by ブクログ

    上巻は帝国大学(東大・京大)中心だが,下巻は国立,公立,私立と取り上げられており,旧専門学校から大学へと発展していく成立過程を知るうえで役に立った。

    0
    2014年07月06日

    Posted by ブクログ

    片手間に読んでたので全部読むのに半年近く時間がかかってますが、新年一発目の出張に行く途中のTG641機内でやっと上下巻全部読み終わった。新書で上下分冊というやり過ぎ感を著者も反省していらっしゃるようなのだが、そりゃまあ、第一人者がこんだけ「大学が誕生するまで」について気になっている諸々を書いていたら

    0
    2010年01月04日

    Posted by ブクログ

    独特の語り口調で、帝国大学やその他大学の日本での黎明期の経緯が幅広く概観できる。
    資料が文語体で読みにくいところもあるが、かえって臨場感を増していると言えるかも知れない。
    是非とも、続編としての新制大学への移行についての歴史も大いに期待したい。

    0
    2014年10月19日

    Posted by ブクログ

    分量に圧倒されながらもなんとか読み終えた。
    今日の諸問題に解決を試みるときに、大学が歩んだ歴史を参照することは有効な手立てだろう。
    以下は、大学職員として意識しておきたいこと。

    ・・・・・

    明治後期の高等教育機関の設置は、ヨーロッパの産業の発展を見て、
    日本も科学専門教育の拡充を意図した。

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    上巻につづく下巻では,大正デモクラシーの進展と日本資本主義の発展をうけての高等教育需要に応えるべく,いよいよ私学の大学化,すなわち大学の誕生の瞬間を描く.

    0
    2014年08月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    日本の大学はどのような経過をたどって生まれたのだろうか。
    そのダイナミックな展開をつぶさに描く本書の下巻は、東京と京都の帝国大学との距離を縮めようとして、官立・私立ともに専門学校などの高等教育機関が充実してゆくありさまを見る。
    帝国大学はその数を増し、一方で、専門学校はそのなかに序列を

    0
    2011年04月01日

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