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Posted by ブクログ 2021年07月27日
夏の音楽小説まつり。
ふと立ち寄ったギターの専門店で、'59モデルのギブソンのレスポールを衝動買いしてしまった50代サラリーマンの巧也。アンプやエフェクター等を買い込み、趣味のつもりで始めたギターであったが、ふとしたきっかけからバンドを組むことになってしまう…。
名作『邂逅の森』の熊谷...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月27日
黒沢巧也
五十歳を目前にしてエレキギターを購入する。高校生の頃、ギター小僧だった。地元仙台ではそこそこ大きな印刷会社に勤務。第二企画室長。G大五大バンドのひとつ「パープル、ヘッド」に所属していた。
妙子
巧也の妻。
大輔
巧也の一人息子。大学二年生。ベースをやっている。
杉本亜紀
巧也の部下の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月18日
バンドをやったことのあるオジサンは書かれていることがまるでかつての自分のことのようだ。とんとんとステージを成功させ、コンテストものぼりつめていくストーリーは話がうますぎると思いながらも、ストレスがなくてほっとした。
「邂逅の森」の同じ著者とは思えない軽快さだが、それは「ゆうとりあ」でも感じた。ギ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月14日
直木賞作家が書くオヤジバンド物語。直木賞受賞作のマタギ社会を書いた『邂逅の森』とは世界観が全く違う内容。しかしマニアックぎみの凝った解説を含みつつもスムーズに読ませるテクニックは健在であり、更に磨きがかかった感じがする。作者みずからもバンドをやっているということで、そこへの思い入れが伝わってくる。お...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月24日
ただの家族持ちのおっさんになって会社も大学生になった息子も妻も自分になんの関心も持っていない寂しい生活をしていた主人公が、偶然楽器店に入ってしまったところから始まるお話。
「年をとってもくだらない人間にはならないッ」などと単純にイキってる自分には丁度いい出会いになりました。人生のイベントは偶然発生...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月30日
オヤジバンドの話。
著者とは同学年なので、話の内容が私とほとんどシンクロしてます。(前半は)
学生の頃、喉から手が出るほど欲しかったフェンダーやギブソンは当然買えないのでコピーモデルを買った。
就職と同時にバンド活動は中止。
50才に近づくにつれ、久しぶりにギターでも弾いてみるか。
昔はとんでもない...続きを読む
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