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Posted by ブクログ 2020年04月26日
永劫回帰、超人、ルサンチマンなどの概念を生み出したことでも知られるニーチェだが、
なぜニーチェが、どうゆう理由で、それらの概念、価値を創り出したのか? それを良しとしたのか?
この本ではそれらのワードはまだ出てきてはいないが、その結論に至るまでの思考の変遷をニーチェと共に追体験することが可能な本だ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月02日
ニーチェは初読。新訳かつ、原文では自明であろうが訳すと何を指しているかわかりにくくなる箇所は本文中で補足されているので読みやすい。用語や人物の注は巻末にまとめて。もう少し解説が欲しいところもあったが、1冊の文庫にまとめるのであればこれくらいが限度か。
序盤はニーチェの姿勢をわかっていなかった為、本...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月16日
非真理とは生の条件であるのに、その真理を追究しよう時点で哲学とは善悪の彼岸に立つ行為なのだ、と言うところから本書は出発する。哲学だったり宗教によって導き出された“真理”に固執した人々は深淵に取り込まれるか、家畜のような生き方を引き受けることになる。家畜のようになった人々は絶対的指導者を欲し深淵に取り...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月06日
近代、特に西洋形而上学の伝統を根本的批判的に捉え直したいと思った時、ニーチェはいかに評価するかはともかく必ず通らなければならない道だと思う。西洋形而上学の形式としての体系に対する断章形式、高貴さの称揚… 近代に対して巨大なアンチを突きつけるニーチェの思考は、理性を超越した領域において、魂を揺さぶって...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月19日
これほど多くの気づきを与えてくれる書物は、自分的に「功利的理性批判」以来だ。凄まじい洞察力。徹底したアウトサイダー。いろんな本でニーチェ像を読んできたが、それらが全て陳腐な感想文に思えるほどの衝撃を受けた。そして、陳腐な感想文を自分も書きたい衝動に駆られている。書きたくなってしまう魔力がある、この本...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月28日
ニーチェ 「 善悪の彼岸 」
近代哲学を批判し、ニーチェが目指す 新しい哲学 について論じた本。題意は、善悪の超えた思想(=新しい哲学)、善悪の及ばない領域 と捉えた。
見えてなかった世界、あえて見ようとしなかった世界を ニーチェから 見せつけられた感じ
アフォリズム形式で 短い文体なので キ...続きを読む
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