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Posted by ブクログ 2022年09月23日
少々練られすぎというか、出木杉くんというか、展開速くて情報量多いのに文字数少なすぎて厚みがないというか。
などと言いつつも面白いよね。やっぱ日本でスパイといえば、米国と中国は欠かせない。くだらんかもしれないけど、やっぱ孫氏も言うとおり、兵は詭道なりなのであって、無駄でも良いから無駄なことに血道を上げ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月30日
買ってから何年経ったんだろうか。
普段短編以外を読まないので積読から手に取るまで時間がかかった。
曽根さん特有のクズが出てくるということはなく、ちゃんとした(?)ミステリだった。
後半に向けて加速していく様は相変わらず素晴らしいし、結局何だったのかわからないオチも好き。
主人公のキャラもすごく好き...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月30日
ーーー中国への機密情報漏洩に現職国会議員が関与している!?
二十年以上も潜伏して国の中枢に食い込んだスパイをあぶり出すべく、警視庁公安部が極秘裏に動き出す。
曽根圭介の書く、警察スパイ小説
まず、「熱帯夜」で肌が粟立つホラーを書いた作家とは思えないジャンルの幅広さに素直な驚きがあった。 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月06日
ナカナカ読み応えのある警察小説?でした。
中国に機密情報を流している国会議員=沈底魚は誰なのか?をめぐる話かと思いきや、そもそもいるのか?と言う話で、誰はスパイで誰はダブルスパイで、だれが情報提供者で、誰は踊らされているだけなのか?振り回されます。
想像が少し読んでは覆され、また想像すると覆されナカ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月30日
警察小説(公安モノ)のジャンルとしては、下手なクドサみたいなものもなく、サラッと読める。
ストーリー自体は二転三転する為やや混乱する箇所もあるが、それほど難解というわけではない。時間取れるときに一気に読んだ方が良いだろう。
この作家なら主人公の「不破」より、相棒の「若林」を主体に描いてもオモシロそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月02日
警察の公安の話。
スパイとか情報提供者とか、ワクワクするようなお話でした!
第53回江戸川乱歩賞受賞作らしく、どんでん返しの連続で集中して読めました“(`(エ)´)ノ彡☆ !!
でも、最初のうちに出てくる情報が多すぎて
読んでるうちにちょっと混乱してくるかなぁ。
「あれ?この人前に出てきてたような...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月13日
私はこの著者の作品はこれまで短編集の「熱帯夜」しか読んだことはなかったのだが、ここまで本格的な長編を書く人だとは恥ずかしながら知らなかった。
ただでさえ複雑になりがちなスパイもの、そこを二重三重にこねくり回しているから、プロット自体がややこしくなってしまっていることは否定できないが、長編デビュー作に...続きを読む
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