熱帯夜

熱帯夜

638円 (税込)

3pt

タイムリミットは2時間。美鈴とボクをヤクザの人質にして金策に走った美鈴の夫は戻ってくるのか? ボクは愛する美鈴を守れるのか!? 緊迫の展開、衝撃のラスト。ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。

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熱帯夜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「熱帯夜」「あげくの果て」「最後の言い訳」の3作品。

    叔父から譲り受けた電子書籍に入っていたのでどのような作品かも知らずになんとなく読め始めたが、どれも色んな意味で気持ちが悪かった(褒めてる)。
    非現実的なグロい描写と、現代社会を皮肉ったリアリティのある描写とが混在していることで独特な世界観になっ

    0
    2022年03月10日

    Posted by ブクログ

    ブラックユーモアなホラー小説。
    今まで読んだ本の中で本作が一番好き。
    熱帯夜のラストに向かって収束していく
    スピーディーさと最後の言い訳のオチがたまらなく好き。

    特に最後の言い訳は設定もさることながら
    そのオチの面白さにゾクゾクし、読み終わって爆笑してしまった。
    この世で2番目に好き

    0
    2020年03月08日

    Posted by ブクログ

    ―――タイムリミットは2時間。
    美鈴とボクをヤクザの人質にして金策に走った美鈴の夫は戻ってくるのか?
    ボクは愛する美鈴を守れるのか!?
    緊迫の展開、衝撃のラスト。ミステリとホラーが融合した奇跡の傑作。
    日本推理作家協会賞短編部門を受賞した表題作を含む3篇を収録。


    久々にホラーの新規開拓

    0
    2013年01月02日

    Posted by ブクログ

    この筆者の時系列や人物の視点を書き分ける技術は秀逸だと思う。
    また、ラストに必ずひと仕掛けけあって読んでいて飽きがこない。
    そして、何よりも素晴らしいのがアイデアの意外性。単に荒唐無稽なだけでは終わらず、リアルな情報をちりばめることで現実味を持たせることに成功している。多少グロテスクな部分はあるもの

    0
    2011年03月20日

    Posted by ブクログ

    ホラーとミステリの融合。その言葉通りなのですが、やはり曽根圭介の作品群は、ホラーの色が濃い気がする。しかし、真っ当なホラーではなく、こう、ぞわぞわっとさせるのではなく、ぬめぬめっと背筋を這い回る半透明の温いスライムみたいな作品群というべきか……。気持ち悪いけど気持ち良い……そんな感慨を抱く。本書に収

    0
    2010年12月10日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、曽根圭介はヒット。3編の短編集だが、はずれなし。
    ■熱帯夜
    どんでん返しの回数にびっくりしました。
    もうね、どん底とスッキリが繰り返しすぎて…
    ■あげくの果て
    高齢者問題。ラストはまぁ、続いてもいいんじゃない?とか思うが…設定のディテールがすごい
    こんなことにならないように、みなさん政治

    0
    2010年10月30日

    Posted by ブクログ

    相変わらず曽根さんは意表を突いてくるなぁ。そこに緊迫感とブラックユーモア、人間の滑稽さと悲しさが絶妙に同居。上野のパンダの名前には思わず笑いが漏れたw
    「あげくの果て」の結末はちょっと締まらなかったけど、「最後の言い訳」はオチもついてかなりの快作ならぬ怪作だと思う。

    0
    2017年02月14日

    Posted by ブクログ

    この短さでここまで秀逸なミステリー・ホラーはなかなかお目にかかれないのでは。
    不条理過ぎない設定が絶妙。

    0
    2014年08月14日

    Posted by ブクログ

    曽根圭介の短編ホラー、面白い〜!ホラーといってもおどろおどろしいものでなく、ブラックユーモアが効いているのがなんとも好み。ただ評価は同じ星4つながらも、同じ短編ホラー集の「鼻」の方が面白かった。

    0
    2013年08月22日

    Posted by ブクログ

    表題作が絶妙! ホラーなんだけどミステリーでユーモアもある。他2編はおもしろいのはおもしろいんだけど表題作ほどのパンチはないかな

    0
    2011年11月13日

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