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Posted by ブクログ
映画の方を先に観た。映画の監督・脚本も前田司郎さんなので、小説は映画のストーリーと全く同じなんだと思って読んでみたら、結構色々な設定や話の流れが違っていて、映画は映画の面白さ、小説は小説の面白さ、ということ、書き分けがなされているのだということを、一つのこの作品を通して感じて、そういう点でも興味を持った。
映画も、小説も、人物同士のやりとりが、「こういう気持ちが自分にもあるな」というところがあるのが好きで、そして読後に少し前向きになるところがとてもいい。
小説の中で、好きな映画がなにか訊くという場面があって、そこで「そういうなんか、値踏みみたいになっちゃうから、駄目なんだよ」っていう台詞がある。この場面がいいなって思った。
Posted by ブクログ
学生時代を思い出した。夜中に、友人4人くらいでふらっと車ででかけて、ラーメン食べて、適当に走って、海を見て、また適当に走って。ただひたすら楽しかった。ずっとこの夜とこの道が続けばいいと思った。そんな学生時代を思い出した。
追記:
読んだ後、ちょっとずつ振り返ってみたけど(読後、小説の世界感がなかなか居座って抜けなかった。じわじわと)登場人物の大事なところは結局ほとんど語られないままだったんだなあと。情報量は極めて少ない。それでもこの人物達やら距離感やらに共感しているのは、やっぱり同じような想いを過去も今も抱いているからなのかなぁとぼんやり考える。読む世代や時代が違うとたぶん文脈から感じることもきっと大分ちがうんだろうけど。
映画の予告編を見たけど、ちょっと小説と映画ではストーリーとか人間関係がちょっとずつ違うっぽい。
Posted by ブクログ
スキヤキっていうのは日本人ならみんな知ってるはずだけど、家によってレシピが全然違ってたり、時には様相すら異なっていて、「え? おまえんちのスキヤキってこんななの?」って衝撃を受けたりもする。
そういう「一家伝来の食べ物」っていうのは、もはやその人の育ち方や流儀や価値観すら表す小道具なのだな、と思ったりした。
形なんてどうでもいい。特別な仲間と、特別な場所で鍋をつつく。
これぞスキヤキ。いや、スキヤキを超えたそれはもう、ジ・エクストリーム・スキヤキ。
大事なのは「何を食べるか」ではなくて、「誰と食べるか」、「どこで食べるか」。
「和食」が世界文化遺産に認定された昨今ですが、
日本人にとって欠かすことの出来ない重要なコミュニケーションツールであり、
そして時には湯気や匂いのように人の内面すら立ち昇らせてさらけ出させてしまう「鍋」という文化をこそ、
ぜひ日本の食文化の象徴として、世界に。
Posted by ブクログ
今回も僕的には傑作! と思うんですけれども、案の定、特にこれといったイベントの起こらない小説でして、万人には勧めがたい…といった感じなので☆三つに…。
まあ、僕的には気に入っているんですけれどもね! タイトルにスキヤキとありますから、当然のことながら登場人物たちはスキヤキを頬張りますわな…(!)
まあ、あとは学生の頃の友人たちが集って何だか昔を懐かしんだり、昔と今の元カノ? を比べたりして時が経っていきます…。
著者はもう四十前だと思うんですけれども、よくぞここまで学生の頃の何とも言えないモヤモヤとした感情…を忠実に再現できますねぇ…と感心ばかりの読後感でした。さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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