ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
その名前とはうらはらに、夢見通りの住人たちは、ひと癖もふた癖もある。ホモと噂されているカメラ屋の若い主人。美男のバーテンしか雇わないスナックのママ。性欲を持て余している肉屋の兄弟……。そんな彼らに詩人志望の春太と彼が思いを寄せる美容師の光子を配し、めいめいの秘められた情熱と、彼らがふと垣間見せる愛と孤独の表情を描いて忘れがたい印象を残すオムニバス長編。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
もはや個性が強すぎるを通り越し、とてもクセのある人が何故か集まっている夢見通り。 各章ごとに書かれる人々の日常は、それぞれ何らかの問題を抱えているが、夢や希望を持っている。 しかし、結局思い通りの結果にはならず、とてももどかしい。 だけど、その上手くいかない感じがやけに人間らしくて、しっくりく...続きを読むる感じもする。 ある意味、人間クサイお話です^^ いつも他人の問題に巻き込まれるけど、なんだかんだ言って仲介役を引き受けてしまう里見春太の人柄が好きですね 彼はそういう運命なんだろう・・・ 宮本輝さんは天才ですね^^
今村夏子が小説って面白いんだなぁと知った本と聞いて読んだ。里見春太がたばこ屋のおばあちゃんの入れ歯を洗ってあげて、おばあちゃんがあんな汚らしいものを洗ってくれるなんてと心の中で感動してる場面が好きだった。里見春太の人間性に惹かれた。時計屋の息子がいくら若いからといっても無責任すぎて嫌だった。肉屋のヤ...続きを読むクザ上がり兄弟や、凄まじい喧嘩をした中華料理屋の夫婦などクセが強い人たちばかりで面白かった。
・何を隠そう自分は宮本輝のファンの一人なのだが、少し他の作品と比べるとカジュアルな文体で新鮮で好きな作品が一つ増えた。(おそらく30代後半くらいの作品で、比較的若い頃の作品?) ・今は昔となった商店街内での密な人間模様や、そしてノスタルジックな温かみのある生活感が主人公の里見春太を中心に展開される。...続きを読む この、一見平凡だけれどもなぜか皆から慕われ、愛される里見春太という男の魅力は、吉田修一の人気シリーズの「横道世之介」に通ずるところがある。 ・最後のシャレードで行われたお別れパーティのカオス感、声を出して笑った。
夢見通りに住む個性的な人たちを描いた短編集であり、大きくみると1つの物語となっている。 幸せなことがあれば悲しいことや報われないことがあって、それがリアルな人生模様だなぁと納得してしまう。日常は白黒つけられないこともたくさんあるけれど、絶妙なバランスを保っているんだなと思う。
人間はロボットじゃなくて、血が通っていて、いろいろ不具合があって、それぞれこだわりがあって、、、。みんな「きれい」じゃないよ。ということがよく分かる。 現実は生々しい。 第九章、春太がテープを光子に渡した後の春太の気持ちの描写。(p237) 中でも「前進しなければならない。自分は人間なのだから、前進...続きを読むしなければならないのだ」が、心に響く。
10話の連作。商店街に住む人々は個性があり、皆知り合いで心置きなく声をかける。愛憎あり、涙あり。いろいろな人がいるが、心の底では通じ合える共同体。昭和感あふれる大阪みなみの一角。2021.5.16
宮本輝さんもこんな話を書くんだ、という感想。 感受性が高いが詩が「幼稚園児」と言われてしまう春太、元ヤクザの肉屋の兄弟、息子が盗癖のある時計屋、ホモのカメラ屋… 絶対に「良い人々との心温まるお話」ではなく、孕ませただの刺青があるだの強烈な劣等感があるだの、喧嘩の連続でモヤモヤした割り切れなさを持ちつ...続きを読むつも、どうにか一日が終わる、そんな感じ。振り回される春太にほっこりする。あと誰にも理解してもらえない、元ヤクザの黒牛こと竜一が印象に残る。 読後感は良かった。
登場人物は皆それぞれ重荷を背負っていて、皆がもがきながらも一生懸命生きているストーリーが詰まっている。暖かい気持ちで読めた。
長期に渡って読んでいたこともあり、もはや夢見通りにすんでいる気分。うまいなぁーみんなくどいくらいに特徴的なんだけど、それに見合うだけの悲哀を抱えているから、親身で読めるのかな。うん宮本輝は悲哀がうまいと思う。あと女心。第九章白い垢すんごい好きよ。第三章時計屋の息子も面白かった。うーんひさびさに小説っ...続きを読むぽい小説読んだ!
発刊当時は映画化もされた宮本輝氏の名作。連作短編作品です。 里見春太という主人公の、素直で優しく真面目で、でも不器用で孤独な部分と、彼を取り巻く夢見通りの人々の心模様や生き方が、表も裏も含めてリアルに描かれています。 宮本輝氏の作品には「人物」がしっかりと描かれていて、切なさや愛を感じさせてくれ...続きを読むます。前を向いて生きる、ということの大事さを考えさせてくれます。 自分は、肉屋の竜一の印象が読み始めと終わりでガラッと変わったことに驚き、少し愛着が湧きましたね。 こんな風に自分のお気に入りの人物を見つけて読むのも面白いかも。といっても、ひと癖もふた癖もある人物ばかりで感情移入はできないかもしれませんがw 昭和後期くらいの時代背景も、この作品の良さを引き出しているんだと思います。 合理化が進み、人の心が希薄になってきている今の時代からは考えられないですが、あの頃は、まだ近所付き合いもあったんだなあとしみじみ・・・。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
夢見通りの人々
新刊情報をお知らせします。
宮本輝
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
錦繍
青が散る(上)
生きものたちの部屋
異国の窓から
いのちの姿 完全版
海辺の扉(上)
オレンジの壺(上)
海岸列車(上)
「宮本輝」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲夢見通りの人々 ページトップヘ