無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
永井作品の中でも毛利元就の妻「おかた」が主人公の「山霧」は好きな作品だ。戦国時代の話なのに血なまぐさい感じがあまりしないのは、戦場の話よりも元就の知略や夫婦間の心情に重きがおかれているからだろうか。もちろん首を取っただとか、そういう話は随所に出てくるのだけれど。
他家から嫁いできた妻は、彼女の実家のスパイであり(そして実家を探らせる婚家のスパイでもある)、時には外交担当にもなったりする。だから夫婦とはいえ互いの胸の内を安易に明かしたりはできない。国人や大名の提携関係は情勢に応じて常に変化しており、昨日の敵は明日の友かもしれないし、その逆も然り。愛しながらも緊張感を伴う戦国時代の夫婦関係が興味深い。下巻では、どのように変化していくのだろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸