無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2017年11月11日
『下界を覗く。一応雰囲気を盛り上げる為に、私は湖畔のような所に赴き、鏡のような湖面をひと撫でして、あくまでも演出にすぎないが、湖面から下界を覗く。』
『なんかだからもう一枚、レンズを入れてやってうまく補正すればこうスパンと真っ直ぐ届きそうな気がする。と、こんな喩えを使ってしまうのはわたしの消し去り...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月04日
でんぐりがえしで光速に達しようとする神様がすてき。
異常なまでになだらかな放物線を描いて、とんだボールがはねてゆくようなリズムを感じた。
どうにかこうにか、とにかく前に進まなきゃと頭をフル回転させて、なおかつマイペースに思考する人々のリズム感だろうか。
人物の切れ間がない。
わたしたちは時間や空間...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月22日
最近の神様、気にしすぎ。
前田司郎さんらしい、なんの前触れもなく一人称がコロコロ変わる不条理な文体。
私はもう30だというのに、中学生女子の心情にばかり共感してしまった。
新聞部の子が気になります。前田司郎さんの本にはめずらしい、癖のない、たぶん、良い子(だと、同級生である主人公から思われてる。主...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。