迷信博覧会

迷信博覧会

660円 (税込)

3pt

3.3

たとえば「鬼門」、たとえば「十三日の金曜日」、あるいは「媚薬」。今となってはただコッケイな昔の話から、身近に残るちょっとこわいことがらまで、迷信のパワーはすごくて、魅力がある。―「どうでもいいことの力」「役に立たない知識の面白さ」をしみじみ感じさせる、変り種の百科全書。

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迷信博覧会 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年11月12日

    現代まで言い伝えられている迷信を、古今東西の戯曲や故事を参照しながら由来と意味を調べるだけでなく突っ込んでいく、博物エッセイ。

    超常現象や魔法に関わる博物エッセイというと、やはり澁澤龍彦の右に出るものはいないと思うのだが、あちらがたおやかでスルリスルリと進むのに対し、こちらはかなりパワフルに話が進...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月21日

    過ぎし時代の迷信あれこれ……と共に、
    クスッと笑える、ちょっとおかしなこぼれ話を蒐集した、
    雑誌連載エッセイを纏めた本。
    迷信とは「原因と結果が科学的因果関係で一筋につながっていない」(p.226)
    ものの由、とか。

    ■杉浦日向子『百物語』其ノ五「狸の僧の話」の元ネタも登場。
     松浦静山『甲子夜話...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月27日

    迷信を信じるか信じないかではなく、せっかく迷信という不思議なものがあるのだから楽しんだらいいよ、という筆者の言い様はとてもよくわかる。

    書いてある内容は「くだらない」と言ってしまえばそれまでの妄信を文化的に解釈したもの。


    解説者が言う、普段の思考を覆すことは脳に快楽をもたらすという発想がおもろ...続きを読む

    0

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