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Posted by ブクログ 2017年10月01日
エッセーみたいな語り口なので、スラスラ読むことができます。
特に印象的だったのは、P179の「教育をビジネスで語るな」という内容です。
自分達の言葉遣いには、時代の影響が色濃く反映されています。
最近だとコスパという言葉が、時代を象徴していると感じます。
コスパは、コストパフォーマンスの略語ですが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月03日
一読するとわかるが本書はけして経済学についての表面的な戦略や批判の書ではない.
継続的な経済成長を目指すことを日本全体が当たり前と考えていることに疑義を唱える.著者の言うとおり数値的に無限の成長などありえないのである.
今の社会は成長期ではなく,成熟期に達した社会であると著者は言う.自然の流れとして...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月22日
読み応えのある、とても、味わい深い本でした。
著者と全く同い年(青年から熟年まで、高度成長時代と低成長の時代を生きて、今や「成長の限界」を感じている世代)なのと、大学違えど工学部出身でありながら、エンジニアではなく、ビジネスの世界に身を置いて来たので、言葉に出来ない何かの共通項があるのか、本書の内...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
友人のtu-taさんのブログを見て、読んでみようと思った一冊。
一言でとても読みやすい本だった。
平易に書かれていたというのではなく
自分のような一般人がうまく言葉に表せない今の世の中のモヤモヤや
クエスチョンマークを書き示してくれたような感じがする。
例えば、
「果たして、消費資本主義に浸か...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月07日
☆☆☆2019年9月☆☆☆
最近、平川氏の著作を読むことが多い。
共感できることが多いのだ。
ここのところ、日本は「お金」こそが人の価値を決めるかのような風潮が強い。貧しいことを恥と考える。
その根底には、経済成長至上主義や市場至上主義があるという。もっと人々の生活やヒューマンスケールを意識した...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月15日
副題として 「退化に生きる、我ら」とある。
著者は、2000年あたり を境に 価値観が変わったと指摘する。
なぜかわったのか よく見えない という。
それを探る作業が この本のようだ。
言葉使いは 巧みで まるで 全共闘の闘士のようである。
ヒラカワ氏は言う
『果たして 私たちは、揺れ動く時代...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月19日
かつて日本経済のバブルが弾けたとき、政官財の護送船団方式を批判し、否定したのは、アメリカではなかったか。そのアメリカが昨年9月のリーマン・ショック以来、なりふり構わず大企業の再建・援助に、躍起になっているのはどうした理屈であろうか。
思えば、アメリカが振りかざす「正義」の旗はなんと醜いことだろう。...続きを読む
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