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Posted by ブクログ 2016年10月23日
類型化のための方法論を知りたかったので、本書を手に取った。修士論文執筆中に一読していれば、構成が大きく変わっていただろう。著者がいうように、適用範囲が広いので、生物学に限らず多くの分野で「系統樹思考」は応用できるフレームワークで非常に魅力的である。類型化、分類のためには、この系統樹思考を理解しておく...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月11日
私たちが世界をどう見るのかという「ものの見方」に興味があって読み始めた本書。
認知カテゴリー化が私たちの生来の認知志向であるのに対して、系統樹思考は全く異なるものであるということ。
カテゴリー化自体に関心があり、その考え以外にあまり目が向いていなかった私にとって、この系統樹思考は新鮮でとても興味深か...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月27日
正直なところ、一度読んだだけで理解できるとは思えないので買ったままほったらかしにしてあったが、勇気を出して読んでみた。
読んだけど、それで理解できたわけではないし、とても面白いというわけでもないけど、「この本を理解したい」「面白いと思えるようになりたい」って感じの本。
レイヤー、ネットワーク、系...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月01日
[ 内容 ]
科学としての歴史の復権!
失われた過去をいかに復元するか?
系統樹はことばです――
新しい「ことば」を身に付けることはいつでもわくわくするものです。
これまで読み書きできなかった系統樹という「図形言語」が使えるようになれば、自分の視野が広がるから。
[ 目次 ]
プロローグ 祖先から...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
系統樹思考の世界 /三中信宏分野枠を越えた分類という営みについて 。従来のスタティクな分類ではなく多次元ネットワークとして、演繹や帰納の「真偽」 ではないデータと対立仮説との比較という認知心理学的手法(アブダクション)を使った進化する「最良の仮説」系統樹思考の概要。多様な対象物に関する鳥瞰図を与える...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月13日
帰納-演繹のジレンマに陥らない。
要は「どうすればいいか」、「そうすればどうなるか」。
僕も大学時代に悩んだ、
「ああ、この学問は明らかに言えることなど
何も無いじゃないか!」
ということと、
その解決策として考え付いた方法。
それとほぼ同じことを難しい言葉で書いている。
後半は...続きを読む
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