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Posted by ブクログ 2018年11月18日
『三省堂国語辞典』の編集委員が書いた一冊。国語辞典を編集するプロセスに合わせて章を立て、それぞれ実例を挙げながら解説する。昨年12月に出版された『三省堂国語辞典第7版』の編集作業と並行して書かれただけあって、臨場感たっぷりだ。
著者によれば、辞書の編集とは、1.編集方針を立て、2.用例を採集し、3....続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月04日
そもそも「辞書の違い」って知ってますか?
この本を読むまでは、収録数の違いくらいだと思っていたけど、辞書ごとに「編集方針」があるそうな。著者は「三省堂国語辞典」の編集委員ということで、三省堂国語辞典のできるまでが克明に書かれている。ちなみに、こちらの辞書は「中学生にでも分かる説明」をモットーにしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月22日
新聞やテレビから街中まで、ことばを「採集」して、一冊の辞書にまとめあげる辞書編纂者のドキュメンタリー。
昆虫や草花を集めるようにして、集めた宝物のことば達から選りすぐる。その宝物を磨くように、すんなり腑に落ちる語釈を長い時間かけて考え、現代で使われている「生きたことば」だけの辞書に仕上げていく...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月20日
三省堂国語辞典の編纂に関わる飯間氏が、その改訂の過程を、丁寧に著した本。
言葉に向き合う飯間氏の真摯さがひしひしと伝わってくる良著です。
いわゆる誤用も、「誤り」とばっさり切り捨てるのではなく、日本語の変化、派生の仕方の一つととらえるなど、「今の」日本語の姿を的確にとらえようとする姿勢がよくわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月18日
飯間浩明 著「辞書を編む」を読みました。
著者は、「三省堂国語辞典」の辞書編纂者。2013年末に発売予定の第7版の改訂作業をめぐる知られざるエピソードを通じて辞書の魅力を伝えてくれる。
たまたま新聞で紹介されていたので、手にとってみたのですが、読み出したら止まりませんでした。
辞書の改...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月15日
辞典編纂の内側を知れる本。予想を超える地道な作業。
以前「新解さんのなぞ」という本を読み、この辞書のマニアックな語釈が話題になったが、三省堂の辞書も「中学生にも理解できる」視点で工夫されたものになっているとのこと。新解さんでは、「右」は時計の文字盤の1~5のある側、と定義されていて、「左」は右の逆...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月08日
著者は『三省堂国語辞典』の編纂に携わっており、その編纂過程における話が記されている。
第1章「編集方針」、第2章「用例採集」、第3章「取捨選択」、第4章「語釈」、第5章「手入れ」、第6章「これからの国語辞典」の全6章構成。
国語辞典は様々な出版社から刊行されており、購入の際には非常に困っていた。特色...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月08日
辞書の改訂は世の中で使われている言葉を採取し、追加すべき言葉を厳選する一方で、辞書の編集方針に基づいて載せる必要なしとなったものを削除し、言葉の語釈を吟味し時には改める作業である。
それはまさにアップルの最近のCMにある「一つ一つの『イエス』の背後には千の『ノー』が存在する」世界である。それぞれの...続きを読む
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